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トルコ語編#18: sıra「列」

ただの趣味としての語学 投稿概要

だんだんトルコ語が分かってきた。
Gitgide Türkçe anlıyorum.

Google翻訳:
Türkçeyi anlamaya başlıyorum.

ChatGPT添削後の拙訳:
Gitgide Türkçe'yi anlamaya başlıyorum.

・Türkçe 「トルコ語」の格 - 主格 VS. 目的格
最初の拙訳が単に誤り。トルコ語「を」理解するのだから、目的格でなければならない。(こうしてみるとまだまだ理解が浅い…。)

・Türkçe への格語尾の付け方 - 前にアポストロフ(’)を打つ VS. 打たない
Google翻訳はアポストロフなしでyiを続けているが、ChatGPTは打っている。ネットで適当にトルコ語のサイトを検索すると、どちらの用例もある。固有名詞に接尾辞をつけるときは打つのが正書法なので、打つのがおそらく正しい(Türkçeは固有名詞と見做すのがおそらく正しい)。GPTに質問してみたところでは、フォーマルな場では打つことが多く、インフォーマルな場では打たないことが多いという。おそらくそうだろうなと思う。

・「分かってきた」 - anlıyorum VS. anlamaya başlıyorum
私が最初に書いた前者は、「理解しつつある」で、Google翻訳とChatGPTが勧める後者は、「理解することを始めつつある」である。今の私の状態を表すのによりふさわしいのは後者だと思う。GPTもこう言っている。

"Gitgide Türkçe'yi anlamaya başlıyorum.""Gitgide Türkçe'yi anlıyorum." は似ていますが、ニュアンスと意味に微妙な違いがあります。

1. Gitgide Türkçe'yi anlamaya başlıyorum.
意味: 「だんだんトルコ語が分かるようになってきています」
ニュアンス:
「分かり始めている」という進行の始まりを強調しています。
トルコ語の理解が少しずつ向上しているプロセスの最初の段階を伝えます。
文脈: トルコ語の学習がまだ初期段階で、徐々に上達していることを述べるときに使います。

2. Gitgide Türkçe'yi anlıyorum.
意味: 「だんだんトルコ語が分かるようになっています」
ニュアンス:
「理解している」状態が強調されます。「既にトルコ語が少し分かる状態で、その理解が深まっている」ニュアンスです。
すでにある程度の理解があり、それがさらに向上している過程を示します。
文脈: トルコ語の理解が進んでいる段階、ある程度慣れてきたことを述べるときに使います。

違いのまとめ
"anlamaya başlıyorum" は「理解が始まっている」という学習のプロセスのスタートを表します。
"anlıyorum" は「すでにある程度理解している」という進行形の状態を指します。

どちらを使うべき?
トルコ語学習の初期段階: 「Gitgide Türkçe'yi anlamaya başlıyorum」が適切です。
すでに学習が進み、徐々に理解が深まっている段階: 「Gitgide Türkçe'yi anlıyorum」が自然です。

状況に応じて使い分けてください! 😊

ChatGPT 4o

きょうの単語熟語帳 - sıra「列」

  1. bir sıra「一連の」ビッスラ

  2. bir「1」ビシュ

  3. sıradan「月並みの」スラダン

  4. sıra malı「規格品」スラマル

  5. mal「製品」マル

  6. sırasına getirmek「チャンスを見つける」スラスナゲティルメク

  7. getirmek「もたらす」ゲティルメク

  8. o sırada「ちょうどその時に」オスラダ

  9. boy sırası「背の順」ボイスラス

  10. boy「背丈」ボイ

sıradan「月並みの」スラダン、と聞くと某漫画を思い浮かべてしまうがそこをグッとこらえてトルコ語として捉えると、sıra「列」に奪格語尾がついて「列から出たもの」というような意味合いである。sıra malı「規格品」という言葉もある所からすれば、どうやらsıraという単語は、平均的な水準であることを連想させるようだ。日本でいう、「横並び」の感覚に近いのかもしれない。

sırasına getirmek「チャンスを見つける」は直訳するなら「彼(あるいは彼女)の列へともたらす」となる。前段の考察を踏まえると、自分自身がいる水準へとチャンスを引き寄せるイメージだろうか。あるいは、列のイメージというより、o sırada「ちょうどその時」に現れているような、時、頃合い、という語義から、「彼(あるいは彼女)の頃合いへともたらす」なのだろうか。後者の方がしっくりくる。

boy「背丈」は既習のboyut「寸法」と関係があるだろう。もしかすると、büyük「大きい」とも同根かもしれない。

#語学 #トルコ語


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