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トルコ語編#19: kardeş「きょうだい」
正月休みも終わり。
Yıl başının tatili bitiyor.
Google翻訳:
Yeni yıl tatili sona erdi.
ChatGPT添削後の拙訳:
Yılbaşı tatili de bitiyor.
・「年初」- yıl başı VS. yılbaşı
yılbaşıという一語になった表現があるのを知らずにyıl başıと書いていた。間違いではないのだろうが、ふつうは一語になっている方を使うだろう。
・「正月休み」- yeni yıl tatili VS. yılbaşı tatili
ChatGPT曰く、後者が一般的で自然な表現だという。前者は、わざわざ「新年の休み」と説明的に表現しているような感じになるようだ。ここはGPTを信じておく。
・「も」- de を入れる VS. 入れない
deという単語は、辞書によれば「直前の語の強調・取り立てに使う」。そのため、必ずしも英語のandのような、要素の並列になっていなくても使える。日本語の「も」に案外近いのかもしれない。
・「終わる」- sona ermek VS. bitmek
前者は「終わりへと達する」で、後者が「終わる」を一語で言う語である。GPT曰く、前者はフォーマルで、後者はカジュアル。一語で直接的に表現する方が砕けた言い方だというのは納得感がある。フォーマルに言いたいわけではないのでここはbitmekを使う。
・「もうすぐ終わる」 - 現在形にする VS. üzereを使う
GPTの解説を聞いた上で、悩ましかったが現在形のままにした。終わる直前だということを強調するほど、切迫した感じを出したいわけではない。
"bitmek üzere":
「もうすぐ」「終わる直前」の感覚を強調したい場合に適しています。
例: 「あと数時間で休みが終わる」といった状況。
"bitiyor":
「終わりに向かって進行中である」というニュアンスを持つため、もう少しゆるやかな表現として使えます。
例: 「休みが終わりに近づいているが、まだ少し時間がある」という場合。
きょうの単語熟語帳 - kardeş「きょうだい」
öz kardeş「血を分けたきょうだい」エズカルデシュ
öz「真の」エズ
üvey kardeş「義理のきょうだい」ユヴェイカルデシュ
üvey「義理の」ユヴェイ
erkek kardeş「男きょうだい」エルケッカルデシュ
erkek「男性」エルケク
kardeş şehirler「姉妹都市」カルデッシェヒルレシュ
şehir「都市」シェヒシュ
kardeş payı「山分け」カルデシュパユ
pay「割り当て」パイ
kardeş payı「山分け」という表現は何だか、寓話の一場面で、主人公のきょうだいが宝の山を前に喜んでいるところを連想させる。