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「絵」と「言葉」と「音」
多分、みんな読んだことあるもの
「絵本」について。
昨日読んだって人も、もう何年も読んでいない人も。
気軽に読めるのが絵本の魅力
想像が膨らむのが絵本の魅力
私は小さい頃、母によく読んでもらっていた。
寝る前に必ず読んでもらっていた。
小学校、中学校になっても、一緒に読んでいた。
絵本は私の人生にすごく密に、絡んでいる。
とても落ち着く時間。
絵本は声に出して読む。
自分で読んだり、誰かに読んであげたり。
それで一つの新しい作品になる。
何冊売れようが、その声で読まれた作品は、唯一無二に思う。
小さい頃に感じた、絵本から声を通して伝わる力。
口、耳、目。五感の様々なところから体に染み込む。
それは今の自分の価値観をなす一部になっている、と思う。
少なからず、どこかに響いている。
ことばあそび、色、絵、文字の配列、声
作り手と読み手の二者により完成する作品。
小さい頃から、母と妹とよく本屋に行っていた。
月に一つ、新しい絵本を3人で相談して買う。
毎月の小さな楽しみ。すごく素敵な時間だった。
今はもう3人で行くことはなくなったが、
個人的に見にいくことはある。
そして今私は、自分で絵本を作ってみよう。と奮闘している。
絵本を翻訳することに挑戦しようとしているところ。
フランス語から日本語への翻訳。むずかしい。
絵本の最大の魅力でもある、ことばあそび。
それは、翻訳をくぐると、ほとんど消えてしまう。
本来あった、ことばあそび、を残すことは難しい時もある。
あくまで軸はずらさずに。その絵本の魅力や内容を活かすことができるか。
いかに、楽しく読める作品であれるか。むずかしい。
私が小さい頃に感じた絵本の力。
私は今その気持ちを何かに向けたくなった。
「セクシュアルマイノリティー」
今の世の中、日本。まだまだ、性への考え方は古く固まっているように思う。
その空気が、新しく大きくなっていく子どもの感性を押しつぶすのはよくない。
小さな頃から、様々なものに触れてほしい。
そのきっかけになれば。そう思っている。
自分は日本人?たぶんそうかもしれない。
おそらく、これから先は国境線と呼べるようなものは薄くなる気がする。
日本と呼ばれる場所にいながら、
様々な場所からくる、様々な人たちと出会うと思う。
出されるものだけが全てじゃない。
もっと色々感じて、色々見れるように。
なれたらいいな、って自分にも言いたい。
いい絵本ができたらいいな。