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憧れのショーガールと多国籍な友達

ベトナムに住んで7年目。実は去年の12月から新たに始めたことがある。
それは“ポールダンス”。

きっかけは去年私の住んでいる街、ダナンで起きたコロナによる2回のロックダウンだった。
食料や医療品の買い出し以外の外出は制限されていたので、おうち時間が長くYou Tubeを観ることが多くなった。
そんな時に出会ったのがブリアナ・ギガンテさんの動画
独特なルックスと口調が特徴の彼女の動画にハマり、すぐに“アナ友”(ブリアナさんのファンネーム)に。
彼女をきっかけに彼女の動画製作者であるぽよまるさんのSNSも見るようになり、“ポールダンス”に興味を持った。

やってみたいけど、34歳でポールダンスなんて始められるのかしら・・と思っていたところ、ブリアナちゃんのQ&A動画で私と同じような質問をしている方がおり、ブリアナちゃんが「何歳からでも踊れるし、私が教えた生徒さんでも54歳くらいで始めた方がいた」と答えていたのに勇気をもらい、ロックダウン解除後、スタジオを探し始めた。

そして始めたポールダンス。
先生はウクライナ出身のショーガールで、弟と同い年。
エキゾチックな顔立ちに筋肉美が美しい・・
ポールのクラスは1時間で半分は筋トレ、半分はポール。
初回レッスンの後は筋肉痛が一週間も続き、歩くだけでも脚と腕が痛かったが、続けていくうちに慣れてきた。

生徒はベトナム人はもちろん、ロシア、イギリス、マレーシアなど多様性に富んでいる。
職業もツアーガイドや大学の先生、ショーガールなど様々でポールを生業としている方から趣味として楽しんでいる方まで、ポールを始めるまで出会うことがなかった人たちばかり。
特に私は今までの人生で東ヨーロッパの方と関わることがなかったので、初めて話す時は少し緊張もしたが、私がいる時は先生も生徒たちも英語で話してくれ、とても気さくで親しみやすい。

まだまだ初心者レベルの私だが、うまくできたりすると先生だけでなく一緒に習っている仲間も喜んでくれるのでモチベーションも上がる。
元々陸上や器械体操など個人競技向きな私にポールは合っていた気もするが、褒めてくれたり、一緒に盛り上がってくてる人たちがいるので通い続けられている自分がいる。
ロシア語も聞いたことのある「スパシーバ(ありがとう)」だけでなく、「ハラショー!(良いね!の意)」や「クラシーバ(綺麗)」、「パカー(またね)」なども覚えてきて、ポールを通して語学を覚えてきたのも楽しい。

いつか日本に一時帰国した際はぽよまるさんが講師を務めるポールダンススタジオにレッスンに行くこと、そしていつか大好きなハロプロの音楽を使いポールダンスを踊れる日を夢見る34歳の私です。

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