カレンダーで調子を確かめる
ファミリーを三枚ぐらい書いた。SFの世界観を書くために既存の簡単な言葉を使いながら、この世にないものを書く必要がある。それが柔らかさだったり、はかなさだったり、まだ乾いていない感じの生々しい語感がある。これで伝わるのだろうかと思いながら、不安になる。頭の中では映像が見えているのだが、それを示すための適切な言葉を探しながら書いている。
この小説は40枚ぐらいの短いものになるつもりだが、そのつもりで枚数を意識して書くと、なんとなく今は何を書くべきで、何を省くべきなのかがわかってくる。
この執筆日記はポメラのカレンダー機能で書いている。カレンダーで一覧になっているので、日々の執筆コンディションが確認できるのがじわっと達成感が湧いてくる。結局毎日noteに投稿するなら、どんな形式になるだろうと悩んでいたが、書いている間に感じた感想とか、思ったことをつらつらと書いていくこの形式がしっくりきそうな気がする。
quietはお祭りの中を書いている。様々な人がいろいろなことを書く。推敲の段階で消してしまいそうだけれども、複雑なことをそのまま形に残せるのが長編の楽しさではあるなぁとも感じる。
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