すれちがうということ
街に出れば、誰かと、何かと、すれちがう。
視線が合うわけでも会話をするわけでもないけれど、自分の半径数メートル先を誰かがすれちがっていく。
以前は意識すらしなかったが、ほとんど家から出ない日々が続いて約3か月が経ったいま、「すれちがう」ということについて考えてみたい。
新型コロナウィルスによる自粛生活はなんというか、果てしなく続く一本の線みたいだと感じる。
毎日のルーティン、いつも見るニュース、代わり映えしないタイムラインと、月曜日、火曜日、水曜日と等間隔に置かれた定点を結