【恋愛/婚活】拗らせ「バリキャリ」×「自責女」の恋愛が続かない訳 - ②ネガ熟成/論破編
こんにちは。
元バリキャリ拗らせ女の鮎(あゆ)です。
この記事では、バリキャリの恋愛拗らせ女が陥る「ネガ熟成」に焦点を当てて解説します。
前の記事で解説した通り、あなたは「自責思考」が強く、何事も自分で解決していこうとします。その前提でご覧ください。
1.恋愛も仕事モードで課題解決しようとしてませんか？
パートナーとの関係で嫌なことや「違和感」を感じると、
パートナーにそのことを伝える前に
インターネットで
「彼氏 〇〇 なぜ」
「彼氏 〇〇 対処法」
と検索して、Yahoo知恵袋で同じ悩みの相談&回答見てサンプルはないか探したことはありませんか？
仕事上だと課題を発見したらその課題を因数分解して、解決方法を探しますよね。その行動指針がそのまま恋愛に横展開されている状態です。
これね、私も結構やりがちだったんですけどね、悪の根源です。
地獄のはじまりです。
絶対に、やめてください。その理由を解説します。
2.安心したいから、偏った解釈に当てはめる
自責思考の強いあなたは、「もやもや」をそのままにしておくなんてことはしません。
仕事みたいに：
事実と解釈を分ける→課題特定→因数分解→調査→サンプル収集→解決
のフローで解決をしようとします。
これは、自分が「安心したいから」です。
モヤモヤをそのままにしておくことができないのです。
そして、あなたは「私ならこの状況をよくできる！」と意気込みます。
そこで、インターネット上や文献を徘徊して、同じようなサンプルがないか、探しに行きますよね。
そして見つけるのです。
「これだ！まさに自分が悩んでいることだ！サンプルだッ！」
そうやって、ようやく見つけたサンプルに縋(すが)ります。
でもしごできで冷静なあなたはそれを鵜呑みにしはしません。
そしてそこに書かれている内容/解釈を一つのステップとして、ネット上を徘徊しまくり、自分の抱える恋愛のすれ違いにおけるサンプル数をさらに集め、解像度がどんどん高くなってゆきます。
3.ネガ熟成フェーズ
ものすごい勢いでインターネット上のサンプル収集を行ったあなたは、独自のロジックを組み合わせ、暫定結果、次のアクションまで決めます。
大体、彼氏を話し合おう！と言うことになりますね。
そして、彼氏との話し合いむけて、そのロジックを証明するための「エビデンス(証拠）集め」「ロジックの強化」のフェーズに入ります。
「2ヶ月前も同じパターンの行動があったな。」
「この前の発言は私のロジックに繋がってるんだ。」
「彼ってきっとこういう思考の人なんだ、だからこうなるんだ。」
こうやって独自のロジックを熟成し、「ネガ熟成」されてゆきます。
無敵状態です。
4.「話し合い」と言う名の"ネガ熟成報告会"
「彼氏のこと詰めちゃうんだよね〜」
この発言、したことありませんか？
私もよく言ってました笑
「あるある〜😌」と思ったあなた、
それは「話し合い」ではなく「ネガ熟成共有会」となっている可能性が高いです。
「話し合いがしたい。」
「この前の⚪︎⚪︎についてモヤっとしていて話したい。」
こんな風に彼氏との話し合いを切り出すと思いますが、
きっと彼氏も「いいよ。」と
何が来るかわからない恐怖も感じつつ、話し合いに応じてくれるんじゃないかと思います。
しかし、残念なことに、あなた望んでいる「"対等な"話し合い」はできません。
なぜならば、「話し合う議題の解像度」が彼とあなたで天と地の差があるから。
あなたはその日のその時の話し合いのために、
何時間も何時間も、サンプルを集め、ロジックを強化し、熟成して解像度120%でその"話し合い"に臨みますが、彼はその議題に関して初耳なので、解像度5%程度なのです。
解像度の差が115%も違う、前提がこんなに違う時点で対等ではありません。
だから、「"対等な"話し合い」は難しいのです。
そしてきっと、彼は彼なりにあなたの「話し合い」についていこうとします。
が、対等なコミュニケーションができず、きっとあなたはモヤモヤするのではないでしょうか？
心の中：
「なんでわかってくれないの！」
「話し合いにならん。」
「こんな人と今後やっていけるのか？」
仮に彼氏が話し合いの中で「それって違うんじゃない？」と反対意見や違う意見を述べたとしても、あなたはねじ伏せることができます。
だって、ロジックを強化してきたから、熟成してるから、強いんですよ。
論破できちゃうのです。
幼稚園児と大学生が議論しているような状態になると言う事です。
結果、「話し合い」として始まったものが、
あなたが120%で準備してきたロジックを共有する
彼氏目線で"恐怖の「ネガ熟成報告会」"と化します。
彼氏は涙目不可避です😭
5.まとめ
バリキャリ女子は自責思考が強く、課題解決をしたいという気持ちから、
自前の調査力と頭脳で独自のロジックと解決法を打ち出し、「ネガ熟成」してゆきます。
そして、突如試合（≠話し合い）をふっかけられた彼氏はレベルの違いに圧倒されて、結局強いあなたがロジックを共有する「ネガ熟成共有会」と化し、彼氏はボコボコに、あなたは「なんでわかってくれないの！」と悲しみ、頑張って議論をしようとします。
そして彼氏もあなたも疲弊するという事態に陥ります。
次の記事では、次のステップ「③自爆編」で自爆状態について解説します。