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余裕たっぷりな大型スタジオ「Showroom」でVRChat標準カメラのスキルを高めたい

VRChatの楽しみの1つに写真撮影があります。標準のカメラ機能でも背景をボケボケにできる明るいズームレンズが備わっているのが嬉しい。スマホのポートレートモードと同じく、デジタル処理で後付けするボケではありますが、パンフォーカスなカットとは異なる味わいの写真は撮っても見ても楽しくなるものです。

このカメラ機能を学ぶのに、あらゴージャスでよろしくて?と思えるワールドがありました。

そこは4つの広々とした屋内スタジオ内に、ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ・911 GT3 RS、日産・GT-R、BMW・S1000が展示されているVRChat Worldの「Showroom」。

レンズのズーム・焦点距離による違いを確かめやすい

車のアセットが展示されているワールドはいくつもありますが、「Showroom」の特徴はブースのサイズが広いというのがポイント。

だから一歩も二歩も引いた位置から撮れるんです。ズームレンズの望遠粋を使った撮影も、被写体に寄り切る望遠域を使った撮影も試せるんです。

これはズームスライダーMAXの最大望遠時。端正な911のボディが硬質感たっぷりに写せます。

ズームスライダーを真ん中あたりに合わせて、同じサイズとなるよう近寄って撮影しました。さっきまではスマートだった911が、なんだかふっくらとした印象になってきましたね。

続いてズームスライダーを標準時に合わせて撮ると、レンズに向いたフロントホイールやヘッドライトが大きく強調されてきましたね。同時に、後ろ側にあったカラフルなバーライトや、天井の照明も多く映り込むようになりました。

カメラのレンズを広角側にすればするほど、広い範囲が捉えられると共にカメラに近い位置にあるものが大きくクローズアップされたかのように写ります。言い方を変えれば歪んで写ります。最広角粋にするとご覧のとおりです。

こういったレンズのズーム粋(焦点距離)による写りの違いを確かめながら撮るのに、とても適しているんです「Showroom」は。

背景のオブジェクトが直線基調で水平・垂直を意識しやすい

また水平・垂直を意識した写真が撮りやすいブースとなっているのも特徴といえます。

特にR34 GT-Rが置いてあるスタジオは、縦横に走るコンクリートブロックの溝が水平・垂直の参考となるのが素敵です。

歪んだ写真となりやすい広角域であっても被写体に寄り過ぎなければ、消失点を意識した構図が撮りやすいスタジオデザインとなっているのも良いところ。

標準カメラの勉強にGOOD

残念ながら展示されている車・バイクを動かすことはできません。

ゆえにライティングの違いによる陰影の出し方や、光の映り込みの妙などは学べないのですが、それでも標準カメラの性質をつかむにはぴったりといえるワールドだといえますよ。

World: Showroom
Auther: たけまる
Platform: PC


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