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仕事のやり方悩んでない?僕も新人の時は同じでした。

こんにちは、ままま@まだnoteの書き出しどうかくか定まってない。です。

新卒の方は、6月になると研修も終わって、現場配属だったり、実業務開始といった方が多いと思います。
僕の新卒時代や若手時代に、「もっとこうしておけば良かった」とか「今考えると若かったな・・・」と思えることを、以下の2つに絞って記載をします。
・分からないことを分からないまま進めた
・自分で解釈(作業内容の理解)をしようとせずに、言われたことをそのまましていた
若手の方(特に新卒の方)の日々の仕事に対する考え方や進め方の気づきや自信に繋げてもらえればと思っています。

分からないことを分からないまま進めた

そのままの意味の通りなんですが、
僕が新人の頃は、依頼された仕事を仕事の全体像や目的を理解しないまま進めてしまっていました。
僕の新卒入社後の一番最初の仕事として、要件定義書からデータ抽出条件を整理する作業をしたのですが、当時は何をやっているのかも、何を成果物としていいのかも、全体でどんな案件なのかも分からずにやってました。
結果として、作業の最初からのやり直しだったり、大幅な修正が必要になったりと、生産性も工数も最悪でした。
先輩から「今日の実績なしはやばいな」とかPMから「今、このタイミングでその質問が出るのはおかしい」とか主任的な人から「聞かれなきゃ教えないからね、大人は汚いから」とか散々でした。
何も分かってなくて、何が分からないのかも分からないので、何を質問すべきかも分からない状況でした。
(話逸れますが、当時はハラスメント気質な部分もあり聞きにくかったってのもありますが、ハラスメント云々の前に、質問すべきことが分からない状態でした。)

とはいえ、初めは誰でも何も分からない状態からのスタートです。
しかも、新卒や若手ですとなったら、経験も浅いし、知識が足りていない部分があるのは当然だと思っています。
なので、何が分からないのか分からない状態、分からないことは質問をしてと言われても・・・な状態がよくあると思います。
そんな時は、ぜひ以下の対応を取って欲しいです。

【仕事内容が何も全く分からない、自分に任されていることが分からないと先輩や上司、PMに遠慮なく聞く】
こんな質問したら、評価に関わる?とか仕事できないって思われない?、同期は別の仕事だけとしっかりやってるしな、、、と心配になる必要は全くないです(当時の僕はすごく不安だった)。
質問は早ければ早いほどいい、
分からないまま進めても結局手戻りが発生する、
聞かれる側としては聞いてくれた方が逆に安心する
という鉄則の元、最初は何も分からないですと聞いてしまってOKです。
まずは仕事や案件の全体像の把握(どんなものを作るのか、ゴールはなんなのか)、作業としては必ずインプットとアウトプットが存在します。
例えば、
テスト設計だったら、
インプット → 要件定義/開発設計書
アウトプット → テスト観点/テストケース
この記事作成なら、
インプット → 僕の苦い思い出と記憶
アウトプット → 今読んで頂いているこの記事
となります。
なので、まずは仕事の全体像、自分の作業のインプット、自分の作業のアウトプット(成果物、自分が作るべきもの)を明確にすることが、何が分からないことが分からない状態を抜け出す第一歩です。
ここを抜ければ、作業するにあたり不明な点が明確になり、次の質問(分からないことを聞けるようになる)に繋げられると思います。

で、ちょっとズレますが、そもそもの説明が不足していたり、十分な資料がない場合もあります。
なので、自分が分からない原因が先輩や上司、PMの説明不足という場合も多いにあるので、遠慮なく質問して、分かるまで質問してしまってOKです。
仕事のための意思疎通(コミュニケーション)は、しつこいくらいがちょうどいいです。

自分で解釈(作業内容の理解)をしようとせずに、言われたことをそのまましていた

1つ目と少し被る部分もあるのですが、僕が新人の頃は、言われたことをそのまま作業していただけでした。
理解しないまま作業を進めて、ドキュメントの作り直し、過剰な成果物提出といったことが日常茶飯事でした。
自分の中で何も考えずに、お願いされたことをやるだけといった感じでした。
きっと最初は難しい部分もあるかと思いますが、以下を意識してみて欲しいです。
仕事や作業に対する見え方が変わるはずです。
そして、僕と同じ道は通らなくなるはずです。

【作業をするにあたり、「この作業の目的はなんなのか?」、「この作業のゴールはどこか?」を意識(分からなければ質問してしまってもいい)して作業をする】
また、自分の中で、成果物のあるべき姿や作業の過程で必要になってくる情報や検討事項が見えてくればバッチリです。
何のための作業なのか、誰のための作業なのかを自分の中で解釈できるようになることが第一歩かなと思います。
作業に対して、自分の中で解釈して作業ができるようになると、成果物の質や作業の質も自ずと上がってくるかなと考えています。

余談、今の僕が気をつけていること

おかげ様ですくすくと成長し、今では自分のチームを持たせてもらっています。
そんな中、僕には上記の思い出もあるので、特に気を付けていることがあります。

・メンバーの「何が分からないか分からない」状態の解消
オンポーディングや新規参画の際は、
説明資料をがっつり作ってゼロから説明する、
プロジェクトの目的や背景、計画を重点的に説明する、
ハンズオンで実際に触りながら理解を深めてもらう
といったようにまずは全体像を掴んでもらい、実際に触って覚えてもらうようにしています。

・作業の目的、インプット、アウトプット、ゴールを明確にする
この作業で何をしたくて、何をネタにして、何を成果物として出して、どうなったらこの作業終わりです。というのを必ず明示するようにしています。
作業に対する認識齟齬防止、目的の共有、作業する人やチームが困らないように(作業内容理解のフォロー)徹底しています。

終わりに

挑戦する、何でも何回でも聞く、どんどん吸収するってのは、新卒や若手の方の特権だと思います。
また、最初は分からない、できないは当然です。
周りを巻き込んで質問していく、目的/ゴールや作業の全体像をイメージして仕事する、といったように、この記事(僕の苦い思い出)から何かしらの気づきやヒントの参考程度になれば嬉しいです。
皆さんに自信を持って仕事を少しでも楽しめるようになってもらえれば最高です。

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