就活戯言日記3
ESの自己PRを書いているといつも"私が人事だったらやっていけないな”と思う。他人の良くもわからない学生の大したことのない自慢話なんて紙面上でもみていてイライラするに違いない。こういう自己分析は大の得意だ。しかしこういう自己分析をアピールしても社会は通用しないのだろう。世知辛い世の中だ。
自己PRは一応書いているが少し偽った本当の私ではないため大変苦労する。私という自己を完全に出したらそれはもう社会は突き放すのだろう。それを個性ととらえてくれればいいがあいにくそんな遠回りをするほど時間はないのだ。
コミュニケーションを取れるというありきたりな自己PRをエピソード付きで偉そうに書いた文章の時もあった。実際はコミュニケーションを取れるのではなくて沈黙が辛いから仕方なく話を率先して話題を作っているのであって喋らなくていいのであれば喋りたくない。すごく体力を使うのだ。あんまり知りもしないアイドルの話を聞いてみたり最近やっていたドラマの話を聞いてみたりと、バラエティー番組のMCは大変だ。しかしこれは別に強みでもなんでもなく典型的パターンを繰り返し使用しているため処方は精々2回だ。効能が少なすぎる。
しかし私は自分の趣味について聞かれることが苦手なためもう矛盾のオンパレードだ。お笑い、ラジオ、音楽を趣味にしている人間なためメジャーな趣味ではない。説明から入らねばならないのだ、困ったものだ。
留学経験もボランティア経験もなければ何か成し遂げたわけでもないため自己PR例文にはいつもこんなやつばっかだと思うなよ!!と思いながらキュウソネコカミの「就活就活」(CD限定シークレット曲)を聞いて落ち着かせている。今日も何もない休日が終わった。