就活戯言日記6
今日から平日の始まりだ。
自粛で学校の授業も自宅で、さらに4年なので時間は有り余っている。暇である。暇じゃないけど。
そんな中地元の友人から連絡が入り海まで散歩に行くことにした。海街に住んでいると言っても東京湾だし工場地帯だし汚染水だ。汚染された海水を見ながら就活について話をした。もう、話すことはそれくらいしかないのだ。本当はもっと楽しい話がしたい、今日のジャンプで見た鬼滅の刃の話を沢山したかったがそれどころでもない。
以前エージェントの方とお話をした時に販売職の方も見て見ないかと言われたがつい先日バイトを理不尽な理由で不当解雇されてから(昨日参照)もう販売職を見る気にもなれない。来年の自分が想像出来ないのだ。私は、出来ることならばフリーターになりたい。現状維持、それが私の幸せなライフプランだ。
大学に4年通って新卒期間をフリーターと名乗るのには私の中のクソみたいな自意識が頑丈なのでなかなか踏み出せない。社会保障やら年金やら払うことになるためアルバイトだけでは社会的に辛い立場になってしまうこともわかっている。だけどーフリーターになりたい。自意識が頑丈すぎる。
しかし都内に1時間以上かけて朝から毎日通い夜は遅く家は寝るだけの毎日を送ることになればもうそんなの私のライフプランはズレズレだ。県内から一歩も出たくない。ただでさえ今年の就活はヤバさが桁違いなためまともな職につける気もしないのだ。そして努力をしない。
フリーターになる道もしっかり考えてみたものの自意識が邪魔をする。フリーターになりたい。働く意欲はあるのだ、ニート志望ではなくフリーター志望。フリーターになり貴重な20代を私の1番素敵なファッションで過ごしていきたい。黒髪なんてクソ喰らえだ。ただ昨日社会の理不尽さに圧倒された私にはもう何が向いているのかさえ分からない。何か追いかけることの出来る夢でも持ち合わせていれば良いがリアリストであるためそんなもの持ち合わせていればフリーター自意識もバッキバキにへし折って猪突猛進していたに違いない。
就活のそれぞれの愚痴を言いまくり、私が面接で「挫折をしたことがあるか?」と聞かれたという話をした。私は挫折をしたことが無い。大学にも高校にも第1志望で受かっているし、多少思い通りに行かない時も多々あるが挫折と言える程のことでもない。私は自分が確実に手に入ることしか行わないし、それは友人達も同じであった。挑戦することや挫折することが悪いことではないがそんなに人生において紆余曲折なくてはいけないのだろうか。少年漫画は大好きだが少年漫画のような人生を送る気などさらさらない。努力をしない訳では無いが努力をして確実に手に届く箇所に身を置く。このように面接で言ったら落ちた。これが原因では無いかもしれないが。
就活はそれが出来ないので家のパソコンの前で路頭に迷うのだ。
海まで歩き、汚染された海水を見ながら就活に対しての愚痴を言いまくり雨が降ってきたので帰宅した。
もう戯言と言うよりかは怠惰な就活生のクズ日記と言った感じだ。
資格とか専門性を極めていれば迷うことは無いのだろうか。ESではなく願書を提出したい。