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錯覚のような感覚から身体と意識とユーザ・インターフェイスを考えるためのメモ
身体とコンピュータが抱えているn次元の情報を二次元のディスプレイで錯覚を介して意識がつくる現象的空間内で質量込みでシンクロさせる試み
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意識そのものは高次元かもしないが,ヒトが認識できる意識は,これまでの実験から二次元を基本としているような気がする.
二次元平面が展開されていて,外界との関係によって,三次元空間が組み立てられる.組み立てられたときに,現象的空間が現れる.組み立てられなくても,出来事や外界がマッピングされる二次元平面に現象は現れている.
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足が治り始めている.歩行の予測はできていて,痛みもなくなってきているから,歩けるはずなのに,痛いかもという予測もあるから,足の動きがおかしくなっている.
大きな平面としてのディスプレイを見ていると,意識も平面のように感じられてくる.ノートパソコンのディスプレイの裏とその向こうの空間を「ない」ものとして扱っている感じがする.
スマートフォンを持って,ディスプレイに触れながら操作をしている.スマートフォンの厚みを感じつつも,ディスプレイの裏は意識にほとんどのぼらない.
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皮膚だけではなく,意識も神経系にとっては半ば「モノ」のような存在なのではないか?
意識には位置センサーがなく,視覚情報に引っ張られていく
皮膚のように平面的な存在であり,視覚情報の有無によって,意識を成立させるフレームが平面と空間とのあいだを行き来していく
神経系にとって「モノもどき」のように存在している皮膚と意識
何よりもスライムハンドを体験しないといけない✋
00:00:11 鏡をインターフェイスとして捉える
視覚情報でありながら,皮膚を伸ばし,現象空間にある手の形を変えてしまう
視覚情報からのフィードバックによって,あらたな身体を予測して,現象空間に位置付けてしまう
00:01:08 見えないスライムハンドがやばい
視覚情報としては手が消えているのに,皮膚が伸び,現象空間にある手の形が変わってしまう
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現象空間と考えてきたものは,ディスプレイに表示されている三次元空間のような感じがする.当たり前のような気がするけど,脳内,意識のうちに物理世界と同様の奥行きはない.ディスプレイという二次元に表現された三次元空間を体験している.そして,目の前に物理的に三次元空間があるから,ディスプレイの表現と物理世界の三次元空間とが最小誤差で一致している.
二次元でもないのかもしれない.意識的に思い浮かべようとしたのが二次元なだけで,非意識では次元はないのかもしれない.情報も最小化されて処理されている?