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【エピソード】炭酸が好き

炭酸といえば、

子供のころは炭酸といえば、カルピスソーダだった。

カルピスこそが至高の飲み物。
さらに、その最上位に位置するのがカルピスソーダだと思っていた。

小学生も年代が上がっていくと
コーラやサイダーなど他の味を覚え、飲み物の選択肢が増えた。
選択肢が増えれば増えるほど
どんな味も知ってる大人にになった気がした。

最終的にはドクターペッパーなど個性的なものが好きだと言いたがった。

そんな中2病。

20歳をすぎると、その選択肢にお酒が加る。
お酒を知っている=大人 な気がして、色々なお酒を飲んだり、作ったりした。

先日旅行に行った、京都だった。
友人と夜に現地集合する予定だったため、一足早く現地に行き、鴨川沿い、先斗町にて一杯だけ飲むことにした。

選択肢を広げるべく、今までに飲んだことのない飲み物を注文した。

なんとも綺麗な白と青のグラデーション。
海か空か富士山か何かに思えないこともない
と1人で思い耽っていた。

隣のカップルに
「なにを飲んでらっしゃるんですか?」
と尋ねられ、そこから少し話した。
なんと地元が近いことが判明した。

楽しかった。笑顔になれた。
いい時間だったと満足した。

炭酸が出会いや、楽しい思い出を連れてきてくれることがわかった。

炭酸といえば、以前はただの飲み物だった。

今では、ただの飲み物ではなく、思い出を連れてきてくれる相棒みたいな存在だと、【炭酸といえば、】を考えて思い直すことができた。