#UCIロード世界選手権2023女子
エリート・U23女子個人タイムトライアル9/18
オーストラリア ウーロンゴン 34.2km
男子と同距離・同コースのタイムトライアル世界選手権
海岸沿いの長いストレートがあり風の影響を受けやすいコース
23歳以下で一番成績の良い選手がU23世界チャンピオンの称号を手にします
エレン・ファン・ダイク(オランダ)
ディフェンディングチャンピオン
コースは海岸沿いの長いストレートがあり風の影響を受けやすく、ファン・ダイクのような選手に有利と予想されています。
今シーズンもトレックの一員として、超強力な牽引を披露してきたファン・ダイク。連勝に期待です!
マーレン・ロイサー(スイス)
世界選手権TT2年連続2位、東京オリンピックTT2位
今シーズンSDワークスに移籍しツールファムでも独走ステージ優勝を達成
先月のヨーロッパ選手権では世界チャンピオンのエレン・ファン・ダイクを破り優勝しており、今年こそはの優勝候補筆頭です!
アンネミック・ファン・フルーテン(オランダ)
東京オリンピックTT金メダリストで、今シーズンはジロ・ツール・ブエルタでトリプルツールを達成したレジェンド。
ファン・フルーテンに完全に有利なコースとは言えないものの、コンディションは好調のはずです!
グレース・ブラウン(オーストラリア)
地元オーストラリア開催の世界選手権に向けコンディションは今季最高との情報が。
直近のセラティジット・チャレンジ by ブエルタでもステージ優勝を達成。
独走力に定評のあるブラウンはTTでもロードでも注目のオーストラリア人ライダーです。
クリステン・フォークナー(アメリカ)
今年、ジロドンネのプロローグやツール・ド・スイスのTTステージで勝利
2020年のプロ入り後、急成長。今回は、TTバイクでのテクニカルなコースに対するトレーニングを強化してきたようです!
アンナ・キーセンホーファー(オーストリア)
大逃げで東京オリンピック金メダリストに輝いたキーセンホーファー
直近では、セラティジット・チャレンジ by ブエルタに出場するため、スペインチームと短期契約。勝利には惜しくも届かなかったものの見事な独走力と精神力で単独150km逃げ続けました。
狙ったレースでキッチリすごいことをやってくれるキーセンホーファーのTTに注目です!
シリン・ファン・アンロイ(オランダ)
名門オランダ&トレックチームの若手超有望株、最強ハタチ。
直近のヨーロッパ選手権U23カテゴリ ロード・TT優勝
昨シーズンはシクロクロスでジュニア女子の世界タイトルを獲得
U23世界チャンピオンに最も近いと考えられています!
●結果
優勝 エレン・ファン・ダイク(オランダ)
2連覇達成。直近のヨーロッパ選手権では調子が良くなく、今回のコースも自分にピッタリではなかったので勝てると思っていなかったとのこと。ここ2週間はコーナーの多いコースに対応するためのトレーニングを積んできたそうです。
2位 グレース・ブラウン(オーストラリア)
地元のホープが目標だった世界選手権の表彰台を手にしました。
高度なコーナリングと、お馴染みの独走力で異次元のトップタイムを叩き出し、長時間ホットシートを独占。地元を盛り上げました。
3位 マーレン・ローセル(スイス)
3年連続の表彰台。ヨーロッパチャンピオンに輝き、今大会も優勝を期待されましたが惜しくも3位。一昨年、昨年の世界選に加え東京オリンピックでも2位が続いたローセル。「今年は2位じゃなかった!2位が多くてオランダ国歌を歌えるようになった」という粋でいなせなコメントと共にファンダイクを祝福しました。レース直前に様々な困難に見舞われていたとの情報も。
4位 ヴィットリア・グアッツィーニ(イタリア)21歳
個人タイムトライアル女子 U23初代チャンプに輝きました。銅メダルのマーレン・ロイサー(スイス)とわずか11秒差の4位。タイムトライアルは好きではあるものの緊張するそうで、今回はU 23のことは考えずに走ったとの事。「将来は誰にもわからないけれど、エリートカテゴリーでもこのジャージを着られるといいな」とコメント。
7位 アンネミック・ファン・フルーテン(オランダ)
1分43秒遅れでBad dayだったファン・フルーテン。21日の混合チームリレーと24日のエリート女子ロードレースでの活躍に期待です。
ジュニア女子個人タイムトライアル9/20
ウーロンゴン・サーキットを4周する14.1km
イギリスの17歳ゾーイ・バックステッドが圧勝。昨年はTT2位、ロード1位。総距離が違うので明確な比較にはならないものの、最初のタイムチェックポイントではエリート女子連覇のエレン・ファン・ダイクを上回り、平均速度もトップエリート女子と同等の45.9km/hを記録。パリ・ルーベ覇者マニュス・バックステッドの娘で、自転車一家出身。シクロクロスでもジュニア世界女王に輝いている。17歳にして、EFエデュケーション・TIBCO-SVBでプロデビュー。
1位 ゾーイ・バックステッド(イギリス)
2位 ユスティナ・チャプラ(ドイツ) +1:36
3位 フェベ・ジョーリ(ベルギー) +1:49
チームタイムトライアルミックスリレー9/21
各チーム男子3人が14.1kmのサーキットを1周、女子3人が1周する計28.2km
優勝候補オランダは男女共に不運なハプニングが。ロードの優勝候補でもあるファン・フルーテンがスタート直後に落車し、肘の負傷でロード出場も危ぶまれる事態に。
スイスのシュテファン・キュングやマーレン・ローセルは個人での悔しさを力に変えて見事アルカンシェルに輝きました。
1位 スイス
2位 イタリア +0:03
3位 オーストラリア +0:38
エリート・U23女子個人ロードレース9/24
ヘレンズバーグ〜ウーロンゴン164.3km(獲得標高2433m)
スプリンターが注目されていたもののチャンスがあるのは登れるスプリンターのみ。ロレーナ・ウィーベス(オランダ)は出場しません。
TTと同様に、23歳以下で一番成績の良い選手がU23世界チャンピオンの称号を手にします。
U23タイトルを狙うイギリスチーム
イギリスはU23タイトルを狙う強力なメンバー。6人中4人がUカテゴリー。DSMでロレーナ・ウィーベスの名アシストとしても活躍中のファイファー・ゲオルギー、イギリスチャンピオンのアリス・タワーズ、今週ジュニアTTチャンピオンに輝いたゾーイの姉エリノア・バックステッド、アナ・シャックリーがエントリー。ユンボヴィスマで活躍するアナ・ヘンダーソンも参戦。
ニュージーランド
ニアム・フィッシャーブラックもU23を狙う強力な選手。SDワークスに所属しエリートでも活躍中、ジロドンネ総合5位
例年通りの超強豪・オランダチーム
独走勝利を期待されていたトリプルツールのファン・フルーテンはチームTTミックスリレーでの落車で出場も危ぶまれる事態に。しかし例えファン・フルーテンが不出場でもチャンピオンだらけのオランダチーム。今大会も他チームがオランダの足を削るため、あらゆる手をうってくることが予想されます。
レジェンド マリアンヌ・フォス、ツールファム2位のデミ・フォレリング、TT2連覇達成のエレン・ファン・ダイク、20歳にしてトレックで大活躍中のシリン・ファン・アンロイ、オランダチャンピオン リージャンヌ・マーカスなど、強豪国の名にふさわしい凄脚揃い。
ディフェンディングチャンピオン・イタリアチーム
エリザ・ロンゴ・ボルギーニ、シクロクロッサーでもありツールファムやセラティジットの活躍でブレイク中のシルビア・ペルシコ、U23TT初代チャンピオンに輝いたヴィットリア・グアッツィーニ、ディフェンディングチャンピオンのエリザ・バルサモ、エレーナ・チッキーニ、マルタ・バスティアネッリなどベテラン〜中堅、若手まで強力メンバーを惜しげもなく投入。
バランスの取れた地元オーストラリアチーム
強烈なアタックと独走力を持つTT2位のグレース・ブラウン、登坂力のあるアレクサンドラ・マンリー、経験値のあるアマンダ・スプラット、パワーとスピード系のジョージア・ベイカーとサラ・ロイ、攻撃が得意なブロディ・チャップマンなど、オーストラリア史上最強メンバー。
フランス
ツールファム総合トップ10入りを果たしたジュリエット・ラボスとエビータ・ムジッチに加え、マリー・ルネ、グラディス・フェルハルストなどツールファムで活躍した次世代のスター選手たちが揃い踏み。オードリー・コルドン=ラゴは健康上の理由で欠場。ベテランではモビスターで活躍中のオーデ・ビアンニックが参戦。
アメリカ
クリスティン・フォークナー、リア・トーマス、ヴェロニカ・イワーズ
デンマーク
セシリーウトタップ・ルドヴィグ
ベルギー
ロッテ・コペッキー
ポーランド
カシア・ニエウィアドーマ
南アフリカ
アシュリー・ムールマン・パシオ
ドイツ
リアーネ・リッパート(ドイツ)
●結果
3日前に肘を骨折したファンフルーテンがラストに完璧な飛び出し。ラスト1分で勝利を掻っ攫いました!
1位 アネミエク・ファンフルーテン(オランダ)
2位 ロッタ・コペッキー(ベルギー) +0:01
3位 シルヴィア・ペルシコ(イタリア)
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