藝大卒展2024

面白かった〜!
いろんな意味で面白かった

「藝大卒展」面白さの要因分析

①作品の過程を共有できる
プロ芸術家の場合は、完成品のみを展示されてることがほとんどで
(時代背景とか国の動きとかの説明はあるけど)
なんでこの絵を描いたのか、とか、なんでこの発想に至ったのか
とかはわからないし、予備知識として入れてくるものなんだろうけど膨大すぎて追いつけないのと
興味だけで見てしまう身としては強烈に刺さるものか難しいものかに2分される傾向にあって、それが楽しくて見に行ってるんだけど
この卒展は過程の説明があって、作者の思いが共有してもらえて、それにより作品がグッと近くなってこれが面白さの要因かも、と思った。
その「気付き」こそが面白さよなあ、と。その気付き見せてもらえることってあんまないやん?小説のあとがきとか、解説、とか。そういうの好きなんよね。
社会に物申す系もあれば、ハピネスに重きを置いていたり、その人がどんな人か、みたいなのも感じ取れて、なお良い。

②しょうもないかもしれない「気付き」に時間をかけることができる卒論
自分の卒論を振り返ると「しょうもない気付き」を分析して何の有意差も出ない、という最悪の結末だったけどあの時はマジで「ちょ、これ世紀の大発見、いけるんじゃね?」と真剣に思っていた。
今すぐにでも役に立ちそうなものもあるし、「これは、、、一体、、、」となるものもあって、でも閃きに素直になれるってめちゃ素敵やん?それだけで最高やん?
普通に全部完成度高いし、でもたまーに、「あ、時間なかったんかな」とか「頓挫しちゃったんかな」て思うのもあって「そりゃこんだけ学生いれば中にはそんな人もおるよな」となんか愛おしくなった。全然大丈夫よ、何回でも立ち上がろ、って言いたい。(だれ)



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