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風真玲太ルートに望むこと

※風真ルートネタバレ有りなので注意
※あくまで個人の感想&妄想です


私は風真玲太のストーリーが好きじゃない。

風真もマリィも再会することで成長できたとはあまり思えないストーリーだから。

まだ高校生なのに聞き分けがよすぎて、ドラマチックさに欠けていたように感じる。

風真のマリィへの想いは、100%純粋な恋だとはいえないと思っていて
グループで他キャラと結ばれたときは、マリィ以外の友達ができることで9年間の呪縛とも言えるものから解き放たれて、マリィへの気持ちを手放せていたから
一途ルートでも呪縛から抜け出して大人になっていく風真というストーリーが見たかった。

人をコントロールすることはできない、過去に囚われていては先に進めない。
そんなことを葛藤しながらも学んでいくストーリーを、私は風真玲太に望んでいる。

それを踏まえた上で風真玲太のストーリーは

・自分の気持ちが恋心だけではなく執着心であることに気づく
・過去のマリィと今のマリィの違いを受け入れる
・自身の本当にやりたいことを見つける

この3つのイベントを追加したい。

私の望むストーリー

「かざぐるまの願いごと」について、誤解であったことを訂正されないことが違和感だったので
再会の時点で願いごとが誤解だということに気づいてショックを受けるところからスタートしたい。
でも風真は自分の拠り所にしていた9年間の想いを手放すことはできず
絶対願いごとを実現させる!と躍起になる。
マリィは一方的な想いを乱暴にぶつけられ、
(風真くんってこんな人だっけ…?)
と感じてしまう。
ここでお互いが再会する前に思い描いていたものとは違っていることが大事で、この時点で現実はそう甘くないということを学んでほしい。

これは私の趣味が入っているけれど、
もっとケンカップルのような関係の方がお互いに刺激になっていいと思う。
例えばデートでの選択肢は従順な答えではなく、
風真にツッコミを入れるような選択肢も意外と好印象になったり
ときめき会話では昔と変わったマリィの一面に文句を言いながらも好きだと言ったり
最初は自分の思い通りにことを運ぼうとしていた風真だけれど、人生はそう上手くいかないし
そんなことをしなくても今この時を楽しむだけでいいことに気がついて
自分を見つめ直せるようなストーリーが2人の関係にとって1番いいと思う。

真告白の条件であるキャンプイベントも、
自分が好きになった人が当時と変わらないことに安堵するイベントだけど
マリィが変わってしまったことに焦燥感を覚えて喧嘩してしまうけれど
焼き芋で機嫌が治るマリィをみて本質は変わらないということに安心する、というイベントの方が説得力が増して良いのではなかろうか。
本質さえ変わらなければ変化も悪くないと感じてほしい。

また、マリィの成長も見たいので
自分を長い間想ってくれた風真に対して真摯に向き合って感謝を伝えたり
再会のときは一方的だった風真が、日々変化していることに気づいて徐々に好きになっていってほしい。

そして最後で風真とマリィは結ばれるけれど、これまで日本に戻ることだけを夢見てきた風真が
自分が本当にしたいことをするためにイギリスへ戻る、というエンディングが見たい。
数年後帰ってきて2人は結婚する。


風真玲太のキャラクターは好きなので、風真の魅力を更に感じられるストーリーが見たかったな。
風真はマリィのふわふわしてて素直なところが好きになったというのも分かるんだけど
マリィにはもう少し自主性を持たせて、風真との関係を対等にして欲しかった。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。オタクの妄想語りでした。

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