140
人生とは罰ゲームだと思っていた。
2桁の年の思いが140字なんかに収まってたまるか
逃げたい現実は眠りにつく数秒前に叫んで何度も名前を呼んでくる
同じ音楽を聴くとシャウトするボーカルの声の向こうに怒号の幻聴が消えてくれない
日常から逸脱してしまった私の、ウルフカットの襟足を強い力で引かれてしまって、舌を噛み切って死ぬしか抵抗する術がなかった。
自分だけが何も変わらず幼い気持ちで人を見ている
何がしたいかなんて分からないし、明日生きてるかさえ分からないのならせめて自由に呼吸をさせて欲しい。肺を満たす濁った空気が血管を流れて私が濁りきる前に
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