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#38 クーイングと社会的微笑〜パパの視点から〜
むぎたにとって初めての子供、
『すくわーと』の周りで起きている
あんなことやこんなことを
忘れないための備忘録。
いつか『すくわーと』が大きくなったら
あのときは、こんな感じだったよ
と伝えられるように…
『すくわーと』が生まれて二ヶ月がすぎた。
最近の『すくわーと』はおしゃべりでニコニコだ。
特に朝起きてすぐの時間。
むぎたが仕事にいく直前。
笑顔で微笑みかけると、
声を出しながら、満面の笑みで手足をバタバタとする。
その様子がとても嬉しそうで、
仕事前のかけがえのない癒しタイムになっている。
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最近、「あーあー」や「うーうー」と言えるようになった。
一緒に「あーあー」や「うーうー」を真似して言ったり、
話しかけたりして反応するとニコニコ笑顔になり、
さらに大きな声で「あーあー」や「うーうー」と言っている。
反応しなくてもずっと独り言のように
「あーあー」「うーうー」言っている。
この「うーうー」や「あーあー」のことを
クーイングというらしい。
クーイングと調べてみると…
クーイングは泣き声や叫び声とは違い、
口やのどの形が変化したために発せられる。
口や唇を使わずに発せられ、
くつろいだようなゆったりとした声である点が特徴です。
クーイングは言葉の発達の始まりだとされている。
また声が出せることをおもしろがっているともいわれている。
どうやら3ヶ月ごろになると、
クーイングから喃語に移行し、
「ばぶばぶ」と言えるようになるらしい。
クーイングは、一時的なものなので、
クーイングをしている時期を楽しみたいと思う。
早く『すくわーと』と話をしたいなぁ。
そして、『すくわーと』の笑顔も種類が変わってきた。
これまでは、「新生児微笑」と呼ばれるものだった。
「新生児微笑」とは、生後一ヶ月ごろの
なんの脈絡も意味もない、反射的な微笑のことだ。
『すくわーと』の新生児微笑は、
一瞬の微笑みで、すぐに真顔に戻ることが多かった。
新生児微笑を知らなかったむぎたは、
微笑みかけても笑わないので、
「むぎたじゃ、笑ってくれないのか」と毎回、
多少なりともショックを受けていた。
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一方、最近の『すくわーと』は、
「社会的微笑」になりつつある。
「社会的微笑」は、意味のある微笑みである。
むぎたが『すくわーと』に微笑みかけると、
微笑み返してくれる。
これが「社会的微笑」である。
『すくわーと』は、足のマッサージが大好きで、
両足をぶらぶらと動かすと、
満面の「社会的微笑」を浮かべる。
生後2ヶ月をすぎて、「社会的微笑」になってから
『すくわーと』が笑う回数が増えて、
これまでとは違った育児の楽しみができた。
毎日少しずつ変化して、成長している『すくわーと』。
なかなか忙しくて時間が取りにくいが、
できる限り一緒にいて、
共に成長していたい。