散歩録|紳士なおじさま
この前散歩に行ったら不思議なことがあったので、ここに記録しとこーと思って
散歩録です。
家を出てしばらく歩いてやっとのことで図書館につきました。
体力が落ちすぎて徒歩10分がとても大変だった、ショック…
そのあと本をどっさり返却。
身軽になって少し気も楽になって帰り道をとぽとぽ歩いてたんです。
そしたら前から人が歩いてくるのが見えた。
男性、比較的ご年配の方かな?
すごく紳士的な装いをしていて
グレーかベージュのジャケットセットアップで
帽子もハットを被られてた。
すごく素敵な方だなーと思ってたんですよ。
それで口元というか鼻の下の髭もとても綺麗にまとめられてて、すごく真っ白で艶やかで素敵だったんですよ。
こんな方もこの田舎町にいるんだーと思って横を通り過ぎる時、二度見した。
だって髭だと思っていた鼻元のそれは
2つの鼻の穴に詰められたもりもりのティッシュだったんです。
え!もりもり!
なぜ!
もうわけがわかりません。
あんなに艶やかだったのに
真っ白で綺麗だったのに
血が滲んでないから鼻血ではないのかなとか花粉症かなとか思ったけど
紳士的な装いとのギャップが凄まじくて、呆気に取られてしまった。
今まで散歩ってやってこなかった
散歩して意味あるのかな、なんて
意味ばかり探していたんです。
でも散歩してよかったって思いました。
散歩に必要なのは意味ではなくて
醍醐味なんだって、そのティッシュをみて思えたからです。
おしまい。
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