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自己紹介

うっかり知財系アドベントカレンダーに登録してしまって、気がついたら登録した日が明日に迫っているので、慌てて準備しています。

まずは自己紹介というか、知財との関わりを記しておこうと思います。

新卒で特許技術職に

2009年新卒で大手精密機器メーカーの知財部に特許技術職として入社します。

大学時代、弁理士や知財の勉強をしていたわけではなかったのですが、メーカーに就職しようと決めた後、どんなものづくりに、どのような立場で関わりたいか決めきれずにいた頃、特許技術職というのを知り、これだ!と思って応募して、入社に至ります。

入社後、1年間の研修の後に配属された中流的な位置付けの開発部門の知財部で、画像処理技術の特許担当として、

  • 発明発掘

  • 出願・権利化

  • 第三者特許調査のサポート

などに取り組んできました。

画像処理技術自体が、難解ではあるものの奥が深くて面白く(いつも頭を抱えながら特許文献や論文を読み漁ってたのもいい思い出)、特許担当としてのスキルも天井のない世界なので、大変だけど楽しさもあり、10年ほどぬくぬくと経験を積みました。

創業4年のベンチャーに転職

2020年の2月から、株式会社バカンというベンチャーに転職します。

転職の背景はいまだにちょくちょく聞かれますが、一つの理由を挙げるのは難しく、なかなか説明しにくいもので。
一言でいうなら結局のところ、「ベンチャーに興味があった」とお答えすることにしてます。

当時のバカンは、シリーズBくらいのフェーズで、知財担当は不在な中、主に代表が特許事務所の弁理士の方とやり取りをしながらいくつか出願し、特許を取得していたという状況でした。

私自身、混雑が嫌い(好きな人はいないと思うけど・・)、それも、行ってみないと混んでいるかわからないのが嫌なたちなので、事業やミッションにも共感したのと、取得済み特許のクレームを見れば知財担当が不在なのだろうと思ったので、自分で入って色々特許戦略立てて特許面から事業に貢献したいなと思い、ジョインすることに決めたのでした。

大企業からベンチャーへということで、事前に言われていた通り、いろいろなギャップに面食らいつつも、もうすぐ4年が経とうとしている、という状況です。

結び

スタートアップ知財コミュニティSuiPにも参加していますが、最近ベンチャーの知財担当も増えてきていて、勝手に仲間意識を抱いています。
ベンチャーで1人知財していると、同じ背景の人とたまに話せる機会がとても嬉しいのですよね。

ベンチャー知財と一口に言っても十人十色。
ベンチャーとしてのフェーズによっても知財の取り組みが違いますし、会社の規模、事業内容、業界、経営層の知財への理解など様々な要因によって役割や業務内容も違います。
私自身、他のベンチャー知財の方のエピソードを勝手に参考にしたり、励まされたりしているので、今後、知財の中の人としてnoteもかけたらいいなぁと思っております。


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