体型管理に囚われた人間のお話
noteを作ったは良いものの。
何書けばいいかも分からんってなってます。
でも言葉を吐き溜める場所としてここを作ったので思いついたことをつらつら綴ります。
ただの一人の人間の思考だと思って暇で時間ある時に興味あれば読んでください。
とりあえず今日はアイドル時代によく聞かれたりもした自分が1番意識していた体型管理のお話をしようと思います。
(ちなみに今回のテーマは今いろんなアイドルの子たちと関わる仕事をしていて体型管理を伝える立場になった私が過去に失敗したことをどういう形であれ繰り返していかないように常に気をつけていなきゃいけないよって自分自身に向けて書いてる部分が大きいです。まさに言葉の吐き溜め場所。)
よく痩せてるねとか何してるの?って聞かれることが多かった+今も痩せてるねって言われることが多い安原ですがもともと別に痩せてた訳ではなく。
今より10kgぐらい太ってたこともあるくらい普通体型の人間でした。
どちらかと言えば写真出せない、出したくないくらいにはぽちゃっとしてるレベル。
多分骨格はド・ウェーブ。
診断せんでも分かるぐらいのウェーブ。
ただ診断してないので多分って付けておきます。
骨格別のマネキンがあるんですが(見たことなければ調べてみてね)ウェーブの骨格マネキンとそっくりな体型してるので初めて写真見た時自分から型取ったんかなって思いました。
それくらい【多分】ウェーブです。
人前に出て評価される世界で生きる前から漠然と脚が太いのがコンプレックスでした。
元々運動三昧な日々を送ってたのもあって筋肉質だったしそれ故の脚の太さもありました。
正直今も自分の脚の太さは好みじゃないしコンプレックスです、あと骨格的に二重アゴが生まれやすいのも追加コンプレックスです(他にもたくさんある)、切実に何とかしたい。
まず最初に言いたいのは私は【アイドル】が絶対に痩せてなきゃいけないとは思ってないことです。
痩せてなきゃいけないとは思ってないけど【体型管理】はしてなきゃいけないとは思います。
何が違うの?って思うかもですが全然違くて。
アイドルに限らず人前に立つ仕事って人に見られることが大前提のお仕事です。
だから言い方を変えれば自分自身が商品な訳で。
その商品を常にベストな状態にしておくことは売り物としては当たり前なんですよね。
なのでその人にとってのベストであれば体型うんぬんは正直どっちでもいいというか【それぞれの正解】や【拘り】があると思っています。
(人間を商品だとか売り物だとか表現することに嫌悪感を感じる人がいたらごめんなさい。
これは単純に私自身の考えなので考えが偏ってるしこういう奴もいるんだなぐらいで留めておいてください。)
そんな考えを持つ自分は痩せてることが自分を商品とするならベストな状態だと思ってたのでずっとダイエットしてました。
痩せていることが商品としての自分の当たり前のことで痩せてることが仕事だし拘りでした。
ビジュアルが強いわけでもないのでそこで戦えないし太刀打ち出来ないと常々思ってたんですが(自分を好きでいてくれてる人たちにはとても失礼な事もちゃんと理解してますし何とか自分を少しでも認めてあげられるようにメイクとかも頑張ったりしたけどその話はまた今度するかもしれない)、そんな自分がそういった人たちと同じ土俵に立ってやっていくには体型くらいはしっかりしてなきゃいけないって強く思ってました。
なので年中無休でダイエット生活してました。
ですが安心して欲しいのは、そんなに過酷な食事制限をしたりしてたわけではなくそれなりにちゃんと食べてました。
ちょっとダイエットに関係していろいろあってからは特に食べることを疎かにしないことには気をつけてました。(=1回やらかしてる)
何をしてたかというと頭の中に痩せてなきゃいけないの言葉を飼いながら生きてただけです。
※おすすめはまじでしないです。
爆食する日ももちろんあったし食べることもすごく大好きです。
帰省した時とか友だちとご飯行く時とかそういう時は飼ってた言葉を眠らせて思う存分楽しんでました。
ただ頭の中に【痩せてなきゃいけない】を飼うだけで常日頃何かをきっかけに何かしらの作用が働くんですよね。
いっぱい食べた次の日とか体型を鏡で見た時のちょっとした変化に気づいた時とか。
あー、痩せてなきゃ。商品価値が下がるから気をつけないとって。
そしたら常日頃からバクバク食べることはなく緩やかに痩せていきました(もちろん筋トレとかもしてたけど正直そんなにやってない)。
そんな感じで体型管理してました。
気をつけてたのは本当にそれくらい。
それくらいのレベルではないことをしてたのかもしれないけど可愛くて綺麗で細い子の隣に立って醜く見えたり劣等感を感じるくらいならその要素が少しでも減らせるようにするのは自分にとって当たり前だったし全く苦でも無くて容易いことでした。
でもその生活が染み付いた結果今もずっと脳内に【痩せていなきゃいけない】の言葉を飼い続けています。
同居というより同棲なレベル。
飼う言葉もう少し考えたら良かったなって思います。
今振り返れば行き過ぎた思考だったって分かるけど当時の自分は痩せていることにずっと囚われてたんだと思います。
痩せてることがベストだったアイドルを卒業してからちょっと気を抜いていっぱい食べて太った時に思ったんですよね。
太ったら自分で自分を愛してあげられなくなるなって。
自分自身の見た目において一切自信がないので少しでも自分のベストから離れることが出来なくなりました。
だから今も痩せてることに拘りをもって生きています、自分を少しでも愛してあげられるように。
アイドルから離れた今思うのは体型ってなんやかんや自己満足なんだなと。
常日頃痩せたいとか太りたいとかそれぞれに理想があってその理想に近づくためにダイエットしたり頑張って食べたり筋トレしたりしてるんだと思います。
本来ならそれだけでいいんだけどなぜか他人からの評価に重きを置きがちです。
普通は自分の理想像だけを追い求めて他人からどう思われてるのかなんて考えなくてもいいのにどうしても他人の目が、他人からの評価がめちゃくちゃ気になってしまう。
現に今の私もそういう傾向があります。
他人からの視線や評価って気になりません?
本当によく分かんないし気にしたくもないのが本音だけどなぜか気にしちゃう。
他人からの評価への無駄な恐怖心と自分の理想像が混ざってごちゃっちゃうと何が正解なのかより不明瞭になってしまう。
第三者がそのままが良いよとかもう痩せてるじゃんってどれだけ言っても当事者の理想と違ったらその言葉って何も響かないんですよね。
逆に理想に近い言葉はとても響く。
良い意味でも悪い意味でも、です。
ダイエットしてるときに痩せたねとか可愛くなったねって言われたらもっともっとって活力になるし。
ただその活力が悪い意味になっていき過ぎちゃって限度が分からなくなっちゃう人がいるのも自分自身1回やらかしてるので理解が出来ます。
今の世の中、体型が全てかのように何かしら体型で判断されることも多いし痩せてることが正義だと思ってる人が多いのも事実だと生きていて感じます。
過去に普通に歩いてて知らない男性にあの子脚太くね?って言われたことがあるんですけどこの言葉はこの先ずっと記憶から消えないです(そしてずっと根に持ち続ける)。
でも身体壊れるまでやることでは絶対無い。
他人なんかの為に身体壊す必要なんて絶対無いし興味範囲外な他人より自分自身を大切に優先すべきです。
綺麗事に聞こえるかもだけどもっともっと他人に対して良い意味で無関心な世界になったらいいなって思います。
これに関しては体型だけじゃなくていろんなことに当てはまるけど。
第三者の意見に囚われて苦しくなってる人も多いけどそんな人が少なくなったらいいなって思うし私自身も他人の目を気にしがちなのでそこに囚われないように生きていきたいです。
自分らしく生きてる人ってとても素敵だし本来なら全員がそう生きられる権利がある。
自分らしさを貫ける人はきっといろんなことを乗り越えていると思うし本当の意味で綺麗で強い存在だなって私は思います。
なぜかとても壮大な話になってしまった、あれれ。
つらつら言葉を並べて一体何が言いたいのか分からなくなってきたのでそろそろ終わろ。
今年は言葉を綴るのが上手くなりたいな2023が願望です。きっとならない。
とりあえず私は多分これからずっと痩せてることに拘りをもって生きていくと思うんですけど、でもいつかその拘りが無くなっても自分を愛してあげられる日が来たら良いなって思います。
そしてどんな自分になっても受け入れて愛してくれる人とこの人生でたくさん出会えたらいいな。
私も今出会えてる人たちやこれから出会うであろう人たちに対して良い意味で無関心に本質を見て愛せる人でありたいです。
長ぇ。
んじゃまたね。