養子縁組を経て感じた血の繋がりの虚しさ。私はどこにも属せていない。

まーちゃんです。
薬のせいかホルモンバランスのせいか体調不良＋生理が長引いていてあまり良い状態ではないですが、心の中を吐き出さないと死ぬ病にかかっているので今日も取り止めもなく吐き出します。
ちなみに昨日の夜は久々に昼夜逆転から抜け出せました。
夜の9時に寝て起きられたのが昼の2時を回っていましたけど。
17時間寝てるとか、どうした？(笑)(まぁうつ病の症状の一つである過眠かな)
ここの所は朝6時位に寝て、夕方4時位に起きるというめちゃくちゃな生活を送っていたので少し健康的な寝方が出来たかな。
今日はとても起き上がれる身体ではないのに無理矢理身体をベッドから起こして買い出しに歩き回ったにも関わらず、21時には睡眠導入剤と安定剤を飲んだにも関わらず、何故か起きている。
心にゴミが溜まっている証拠ですね。
希死念慮もチラついてますし。
加えて自律神経系がやられていて熱っぽいんですよね。熱計っても熱がないのに熱っぽいのはどうやら自律神経系らしいので。
ネット情報だから真偽は知らんけど。
さっき書いた通り眠剤も入ってるのであんまり頭回ってません。(大体書いてる時は眠剤入った状態で書いてる)
なのでいつにも増してあんまり綺麗な文は書けない自信があります。先に謝っておきます(笑)
では今日も吐き出していきまーす。

#捨て子 のタグでたまたま辿り着いたとあるnote様との出会い

本当はリンクを貼らせて頂こうか迷ったのですが、許可取りとかのやり取りが今出来る余裕が無いのであえて伏せて書かせて頂こうと思います。
なんで私も #捨て子 と言うタグを使おうと思ったのか覚えていないんですが、何故かこの言葉、自分にしっくり来るんですよね。本能的に飛びついた感じ。
私とその方は当たり前の事なのですが、育った環境も全然違うし、養子になった過程も全然違いました。(余談だけど性別も)
でも不思議だなと思ったのが、考え方とか物の見方とか見た風景とかが今まで出会ったどんな人よりも自分と似てたんです。
その方のnoteは、まるで私の説明書のようで。
衝撃的でした。

特に私が1番反応したのは、その方が自分がアセクシャルだとTwitterで言っていた事。
アセクシャルと同じにしたら失礼だとは承知で書くのですが、私、時々どうしても人に興味が湧かなくなる時があるんです。大体はうつ病の症状が強く出てる時なのでまぁうつ病の影響もあるのかな？位にしか思ってなかったんですけど。
この感覚うまく説明出来なくてもどかしいな。
この症状が出る度に本当に苦しくて自分ではどうする事も出来なくて。
ずっと長い事悩んでいたのですが、そのnote様との出会いを通して、もしかしたら自分が養子として生きた事が影響しているのではないか、と思うようになりました。
そしたら自然と気持ちが楽になったんです。
『あぁ、親に捨てられた事のある人にしかわからないあの感覚。そしてそれ故に湧いてくる他者に対する感情の形。これじゃないか？このnoteの筆者様が言っている事が自分に染み込んでくるのも、やっぱり自分が紛れもなく“養子”として生きたからなんじゃないか？』
って。

私はどこにも属せていない。

今まで養子として育てられた人の話を見たり聞いたりした事がなかったので、実は心のどこかでいつも、私はどこにも属せていない、と思っていました。

まず両親が揃っている環境。
私はその環境から1番遠い。
だから属せない。
でも揃ってるからって幸せとは限らない。
だから揃ってる人を見ても羨ましいとか言っちゃいけない。
両親揃っていても毒親で苦しんでいる人も沢山いる。
だから居れば良い訳では無い。
人によっては居ない方がマシだったと思う人もいるかもしれない。(私個人的には、居るのも居ないのも経験済みだから思うけどやっぱ居ないのは堪えるよ、とは思う。でも人それぞれだからね、押し付けたくない。)

その正反対の環境もそう。
私はトイレで産み落とされたまま放置された訳でもない。
どこかに遺棄されて助かった訳でもない。
キチンと病院で産まれたし、名前もあるし、2歳位になるまでは一応家族は揃ってた。(全く記憶はないけれど)
だからそこにも属せていない。
下手したら、お前は養子育ちなんかじゃない！ただの爺ちゃん子だろ！と石を投げられるかもしれない。そう思う人もいると思う。でも実際はそんな暖かいもんじゃなかった。本当は私達、祖父と孫だよね、家族だよね、なんて言いあえるような暖かいものなんてほとんどなかった。
実際こんなエピソードもある。
養父が亡くなる前に、お前は今後どう生きていくつもりだ、という話し合いの場を設けられて、逃げも隠れも出来ない状況になった事があった。
その時こう生きてみたいと心の内を告げた時、『そんな事なら育てなきゃ良かった。』
そう頭を抱えられたのを今でも生々しく覚えている。
ああ、なら死ねばよかったのかなと思った。
養子縁組の書類も役所に提出したのを今でも覚えているし、その時の控えも未だに持っている。私が私である証のような気がして。(もう何10年も前の話なのに)
父親の戸籍にも、母親の戸籍にも私は存在していないから。
精神的虐待を数えきれない程受けたし、逆らったら明日の生活もどうなるかわからなかった。
養父の機嫌が悪かったり、私が養父のお人形さんを上手くこなせなかった日は、ここは俺の家だ！今すぐ荷物まとめて出ていけ！！！とか資金援助してる通帳も全部置いていけ！！！とか私の行動1つが日々を左右していた。
言う事を聞いていないと路頭に迷うかもしれないからお願いだから耐えてと母に言われ続けていたので、脅される日々にもずっと耐えて生きてきたし、地獄だった。
そう言っても、血が繋がってる奴の養子になったんだろ？養子ってのは血縁関係がない奴と縁組する事を本当の養子縁組って言うんだ！ふざけるな！と言われそうで怖い。だから私は胸を張って養子です、と今まで言えなかった。
言えるようになったのは1年前位から。
自分の事を簡単に人に伝える為に使わざるを得なくて戸惑いながら今も自分の事を書く時に使っている。

そしてその中間の片親育ちにも正確には属せていない。
何故なら父親に捨てられて離婚になってすぐ養子になったようなものだから。

結局、私はどれにも当てはまる事はないまま生きてきた。
私には私なりの“養子”という形があっていいと思うよ、と友達は言ってくれる気がする。
実際その領域まで辿り着けば幾分かは楽になる部分もきっとあると思う。
でもどうしてもこの複雑に絡み合った事情の中で自分に胸を張る事が出来なかった。
だから自分が養子として苦しんできた事も、片方親を失って生きてきた事も、みんな我慢して生きてきた。
そういう自覚がある。
受け入れて貰える場所は見つけられなかった。
キミは養子としても、片親を失った人間としても、頑張ってきたんだね。
出来れば同じような、離婚も養子経験もある人からそう言って欲しかったのかな、と書いていて率直に思った。
離婚も養子縁組も経験して生きてきた人を探すのってなかなか大変で、居なくはなさそうだけど多分無理だろうなって思ってた。
これからゆっくり探してみるのもいいのかなと思った。
属せないと嘆くよりは生産性がある気がする。

自分は自分であって良い、と初めて思い始める事が出来たかもしれない

人は同じ環境で生きた事がある人を見て初めて、自分は自分であって良いんだ、と心の底から思えるようになるのではないか。
とあるnote様と出会う事でそう思う事がやっと少しずつ出来るようになりました。
世の中には様々な理屈や最もらしい言葉をつけて自分は自分であって良いと説く人達が沢山いて、私も沢山それを見てきました。
でもどうしても、どんな正論を言われてもピンと来なかった。腑に落ちなかった。
私に必要だったのは、捨てられた痛みを経験した事のある人の言葉だったんだなとやっと気付けました。
でも、私を励ます為に『まーちゃんはまーちゃんのままでいいんだよ。』って言ってくれた人達の気持ちもちゃんと覚えています。
私の心についた頑固な汚れやしこりを取る為に必要だった事を見つけたよ。
でもそれまでには色々あったよって話でした。

今日も立派に長くなりましたね(笑)
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
また違うお話をしようと思っています。
ではまた別の記事でお会い出来るのを楽しみにしております。
いつもスキ！本当にありがとうございます。
ではでは。