ま。
わたしが生きてきた中で感じたことを書き綴ります
「来ちゃった.....」 そうなのだ。とうとう来てしまったのだ。わたしたちは。ここまで。 なんと素晴らしい行動力!そんなこと誰が言うだろう。 目の前にあるのは川と屋台と人人人。 とにかく人でごった返している。屋台特有のお腹をくすぐるいい匂いがする。 ぬるま湯が肌に張り付いているような天気だった。夏にしては涼しい方なのかもしれないが、風が吹かないせいか暑く感じる。 中学校指定の夏服が体にぺっとりとくっついていて、なんだか気持ち悪い。 「今日さ、花火大会あるんだって」 Hの一
1回目と同じ感情ってどうして持てないんだろう。 あのワクワク感を、あの緊張感を、なんどもなんども味わえたら人生何百倍も楽しいと思うのになあ。と、本を読む度に思う。 本の楽しみって買う前から始まると思う。 下の方にある、なるべく綺麗で新品な本を選ぶのが最初の楽しみ。 時間をかけて何冊もの同じ本を手に取って、シワがないか、汚れがないかにらめっこ。これだ!と思った本をレジに持っていき、大切に持って帰る。 中古の本は滅多に買わない。楽しみが1つ減るから。わたしにとっての本は新品の
「あのね、私...○○くんが好きなの」 これ、漫画でよく見るヤツだ、とわたしは思った。 小学生の恋愛って聞いて鼻で笑う人もいるかもしれない。けど意外と侮れないと思う。小学生なりにしっかり恋を知ってその辛さや、嬉しさを経験しているはずだ。 小学四年生の時に、ある男の子を好きになった。それまではペっぺけペーでほけほけしていたわたしはガラッと変わったと思う。当時は母が買ってきた服を言われるがままに着ているだけだったわたしが自分で服を選ぶようになった。当時学年で1番オシャレだっ
最近よくみる某紅茶のCM。とにかくエモい。そして何だかあの制服を着ている女の子が自分と重なったからこのエッセイを書こうと思う。 わたしは音楽が無いと死んでしまう。これは断言出来る。そんな身体になってしまった。音楽は感情を動かしてくれるものだと思う。どんなに悲しいことがあっても音楽は励ましてくれるし、泣けない時に音楽は涙を流させてくれる。わたしの精神安定剤だ。 さてさて、問題のCMなのだが。さっきも言ったように制服を着た女の子が切ない曲第1位とも言えるあの名曲を田舎の駅で歌
''死''が嫌い。考えることも嫌いだし、その漢字も嫌い。 物凄く大きくて真っ暗で先がない感じがする。ただただ恐い。それは多分、自分が死ぬのが恐いからとかそんなんじゃない。大切だと思っているものが死ぬのが怖いんだと思う。 7月も終わる頃だった。毎日毎日暑くて、でも夜は心地いい風が吹くその時期。わたしは夜更かしをするのが習慣になっていた。その次の日は休日だから自分の好きな時間に寝た。起きるのも好きな時間になる、と思っていた。 耳を劈くような音が鳴って強制的に目を開かされた。