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全ての人に必要なこと/フェムテック

突然ですが、フェムテック(フェムケア)をご存知ですか?
フェムテックとは、女性特有の健康課題を解決するためのテクノロジーを用いたサービスや製品ことをさします

わたしはこのフェムテックが女性だけでなく、全ての人に必要なものだと強く思うのです

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フェムケア=feamale + care
フェムテック=feamale + tech
※造語です


現在、フェムテックは成長業界と言われており、2025年には世界で5兆円規模の市場になると想定されています
また、女性の健康課題が社会に与える労働損失は年間約4900億円、経済産業省もフェムテックを推進するのはこういった背景があります。

https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/femtech/femtech.html

社会に出ている20〜50代の働く女性に、理解してもらえない、なかなか口に出せない悩みや課題を、社会的な取り組みとして解決してより良い世の中に・・・というのが社会の大きな流れと、それに乗じた企業の取り組みにより日本でもコロナをきっかけに一気に広まりました。


しかし実際にはまだ一部の人々にしか浸透していません。
実際、薬局などでも生理用品を買うのが恥ずかしい、生理痛がひどくて休みたいと会社の中で申請しにくい雰囲気はほとんど変わっていないですし、昨年、わたしが勤めるインテリアショップで大々的にフェムケアに取り組んだとき、助産師さんやサロン経営されている方には大変喜んでいただいた反面、ほとんどのお客様には必要と感じていただけませんでした。

なぜかと考察するに、
性や社会問題といったちょっと”お堅い”イメージが、世間一般には「わたしにはまだ関係ない」と思わせたのではないかと考えています。


誰にでも関係する、体のこと

フェムテックはデリケートゾーンケア・更年期・妊娠・月経・ウェルネス・セクシャルヘルスといった幾つかの分野があります

気になることや悩みがある人にとっては、必要な情報でもそのライフステージや健康面で課題があらわれていないと人は関係がないと意識しません。

顕著なのが更年期だと考えています
女性なら、誰でも更年期が訪れます。100%。

それは体の仕組み上100%なのですが、との年齢にならないと体調の変化や悩みが現れにくく、それを感じずに通り過ごす人も中にはいます。
おや、おかしいな、もしかしたら更年期?と慌てるよりも先に情報や知識を知っていれば対処対応できますよね。

フェムテック、主に「フェムケア」は事前準備の第2象限ケアだと考えます

問題が起こってから対処するのではなく、起こるまえの事前準備なのです。

それを日頃からどういったケアをすればいいのか、自分の体や心に何が必要なのかを知っていく、自分を大切にする。

それが本当のフェムケアだと考えています

「まだ早すぎた」とまざまざと思い知った経験から、必要な人へもっと届いてほしい、なぜ必要なのか知ってほしいと思うのです

フェムケアの本質

フェムケア(女性ならではの健康課題や体のケアすること)には、自分自身を大切にする意識をもつことが人を大切にして理解することにつながり、

いずれは社会進出や生きづらさといった世の中を変えていく力があります

たった1人、あなたがあなたを大切にすることが、世の中の優しさと生きやすさに繋がる。

その始まりがフェムケアなんです

それには正しい知識と情報、体の仕組みを知ること・性差について知ることもとても大切です。

しかし、何よりもまず自己承認から初めて欲しい。

あなたはあなたでいいんだよ
ただ、いるだけで愛されて存在自体が奇跡
あなたがあなたであることを信じること
人と違っていい、気にしなくっていい、比べられるものじゃない、あなたはあなた、ただありのままの本当のあなたが素晴らしい

自分を大切にできたら
次は身近な人を。
そした学校・会社・地域の人へ

性別・性差のグラデーションを心の底から理解して
誰であっても目の前の相手を抱きしめられる、そんな世の中にするため、もっと広がれフェムテック

これから少しずつ、フェムケアに関する記事をかいていきます
お読みいただきありがとうございます


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