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第5回公認心理師試験@試験の工夫編

午前午後と分けて様子を書きましたが、今回は公認心理師の試験に限らず、試験全般で使えるであろう工夫についてです。

◎マークシートについて
公認心理師試験はマークが横に並んでいるタイプと縦に並んでいるタイプがあります。私はこれまでの模試と本番共に横向きタイプでしたが、マークミスがないように次のようにしていました。
1、問題用紙の選択肢に⚪︎×をつけながら解く
2、選んだ番号と対応するマークを塗る
3、10問解いたら戻ってマークミスをチェックする
の繰り返しです。
10問解いたら戻って、「選んだ選択肢が合っているか?」という内容の見直しではなく、「答えだと思って選んだ番号を正しく塗ってあるか?」を確認するための見直しをしました。これまでの模試では番号を飛ばしてしまうミスはなかったのですが、なんと本番の午前問題で一段飛ばしてマークしてしまいました。しかし、10問ずつ見直しをしていたのですぐに気づいて直し、事なきを得ました。
この方法は本番でいきなりやろうとすると手こずるしテンポが乱れるので練習しておいた方が良いです。鉄則は「練習でやらないことを本番でやらない」です。

◎時間配分について
10問解き終わるごとに、その時の時間を記入していました。例えば手元にある問題の冊子を見ると、午前の10問目のところには「〜10:10」と書いてあります。これで10問ごとのペースが掴めます。私は大体1問1分ペース(知識問題のみ。事例はもう少しかかります)で解きました。辰巳模試の時は10分を切るペースで解ける部分もありましたが、今回は時間がかかりました。
ちなみに午前77問目の終了時間は11:40
午後154問目の終了時間は14:50でした。
午後は15:00終了だと一瞬勘違いして焦りましたが、むしろ午前より時間に余裕がありました。
本番はどうしても緊張してしまい、頭の回転が落ち気味になるので普段からペース配分をして問題に取り組むことをおすすめします。

◎見直しについて
先ほども書いたように10問ずつの見直しは「塗り間違いがないか?」を見るにとどめました。理由は2つです。
1、全てを見直す時間がない
どの問題も見た瞬間答えられたわけではなく悩んで考えて迷って答えを出しているので、内容の確認はほとんどしませんでした。ただ、「問題文をきちんと読んでなかったな」とか「日本語がややこしいぞ?」という問題はもう一度読み直しました。
2、宮川先生の教えを守ろうとした
宮川先生が「一度書いた答えは書き直さない方が良い」と仰っていたので、極力直すのはやめにしようと思いましたが、3問くらい答えを変えました。そして間違えました。変えなければあと3〜4点上乗せされていたかもしれません。

◎解き方について
これは多くの人がしている工夫だと思いますが、問題文のキーワードには◯や傍線を引きました。事例問題では複数の人物が登場し、それぞれにアルファベットが振られるので、人型のマークを書いて、その下に「A、女、13歳、窃盗」などとキーワードをメモしてから解きました。誰から誰への働きかけについて問われているのかを読み間違えると失点に繋がるので余裕のある方にはお勧めします。私は余裕があるわけではありませんが、絵や図の方が頭に入りやすいのでこの工夫は役立ちました。
また、公認心理師試験では「適切なものを選びなさい」と「適切ではないものを選びなさい」が混在しているので、「適切〜」と出てきたらそこに大きく◯を、「適切ではない〜」と出てきたら大きく×を書きました。ついでに「2つ選びなさい」という問題の時は「2つ!!」と大きめの文字で書いて目につきやすいようにしていました。

本番までに辰巳以外の模試も受けてきましたが、マークミス(2つ選ばなければならないのに1つしかマークしていない)や、◯のものを選ぶのに×のものを選ぶといった勿体無いミスをしてきたのでこのような工夫をするようになりました。今回の試験では午前中にマークするところを一段とばしただけ(それもすぐ気付いて直せました)で、マークミスはありませんでした。

これからさまざまな試験を受ける方の参考になればと思います。

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