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STAP現象は世界中の大学で再現されている

【STAP現象は世界中で再現されている】

 STAP細胞否定論者の常套句にこういうものがあります。

 「STAP細胞の再現実験は世界中でおこなわれたが、成功した例は1つもない」

 これが事実に反することは、ネットでちょっと調べれば1秒でわかることです。

 代表的なものが独ハイデルベルク大学と米テキサス大学の実験で、STAP現象が再現されたことが明らかになっています。

【決して認めないSTAP細胞否定派】

 しかし、否定派はなぜか認めようとせず、「デマだ!」「フェイクニュースだ!」「まったく逆のSTAP細胞を否定する論文なのだ!」と、わめきたてています。

 しかし、それは本当のことなのでしょうか?たとえば〈Cherish〉というサイトにはこうあります。

 ドイツで発表された論文に対して、「STAP細胞が再現できたというのはデマ」とする意見も見受けられます。

 デマとする理由は以下のようです。

 ●小保方氏のSTAP細胞の論文通りではない。(実験の条件を変えてる)

 ●多能性が見られたが、それが増殖したわけではない。

 ●小保方氏のやり方で多様性が発現した細胞がSTAP細胞であり、それ以外の方法で多様性が発現してもそれはSTAP細胞ではない。

 STAP細胞とは、「刺激惹起性多能性獲得細胞」を指します。この言葉の意味は先程述べた通りで、外的刺激により多能性(どんな細胞にもなれる状態)を獲得した細胞を指します。

 つまり、STAP現象が再現できていないという意見は信憑性に欠けるということになります。(もちろん今回の論文の内容が正しいことが確認できないと、STAP細胞があったとは言えません。)

【STAP現象を認める専門家たち】

 次に〈真日本の会 ダイアモンドクラブ〉というサイトから引用します。

 今回の論文で多能性を確認したAP染色陽性細胞は、小保方氏らのSTAP論文でも発現が確認されている多能性マーカーのひとつである。細胞が酸性ストレスによって多能性を示すという反応は、まさに小保方氏が発見したSTAP現象そのものだ。

 世界的に活躍する国際ジャーナリストで、自身もニューヨーク医科大学で基礎医学を学び医療問題に関するリポートも多い大野和基氏は、同論文を次のように評価している。

 「STAP現象の論文は撤回されたが、少なくともがん細胞の分野ではまだまだ研究の価値がある、ということだ。細胞の多能性に対する酸性 pH の効果は、がん生物学(がん幹細胞も含む)の分野では、注目されるトピックであり、STAP細胞が、がん細胞ではできた可能性があることを、このハイデルベルク大学の論文は示している。

 また、この研究者らの実験では、小保方氏が確認した多能性を示すOCT4の発現を変えることができなかったようだが、異なる結果として、De Los Angelesほかが、STAPプロトコルのような、強いストレスでOCT4の発現が増加した例を紹介している。

 ともあれ、『ネイチャー』のSTAP論文撤回後、海外の大学、しかもハイデルベルク大学においてSTAP現象を確認する実験が行われたことは注目すべきことである」

 がん細胞の一種であるJurkatT細胞に対して、小保方氏が行った方法ではうまくいかなかった理由について、ある生物学の専門家は次のように分かりやすく説明してくれた。

 「細胞の種類によってストレス反応に違いがあることも一因と考えられます。小保方氏はがん細胞以外の細胞を使っていたため、ストレスをかけるpHの違いが出ても不思議ではありません。

 また、培養系の実験では、緩衝材の違いはもちろん、試薬のロット(製造日)差によっても結果が違ってくるというのは周知の事実ですし、シャーレのメーカーによっても結果に違いが出ることがあるほどです。それほど微妙な調整が必要な世界であり、プロトコル(手順)通りにやっても同じ結果が得られないことは普通です。

 ハイデルベルク大学の研究グループは試行錯誤の結果、独自にSTAP現象を確認する方法を見いだされたのではないでしょうか」

 日本国内では、マスコミによる異常な偏向報道によって、完全に葬り去られたように印象づけられたSTAP現象だが、そのような先入観もない海外の大学によって再現実験が試みられた事実は大きい。

 ……このように専門家の人たちも、STAP現象が確認されたことを認めているのです。

【STAP細胞否定派の苦しい反論】

 しかし、反証情報にも触れないといけないので、多数のサイトを回って反証情報を探しました。

 そしてようやく見つかったのが〈論座〉というサイトの中の文でした。引用します。

 まずは「米テキサス医科大学」の論文から見てみよう。キンガ・ヴォイニッツ博士らが2015年11月に『ネイチャー』と同じ出版社が発行する『サイエンティフィック・リポーツ』で発表したものである。

 2015年12月と今年3月にはこの論文を根拠として「小保方晴子氏の研究が正しかった」という声がインターネット上で広がったが、結論からいうと、小保方氏らが2014年1月に『ネイチャー』で発表した論文とは、まったく異なるものである。

 ヴォイニッツ博士らは、マウスの足を「損傷(怪我)」させて筋肉の細胞を刺激し、その後に採取・培養したところ、多能性幹細胞、つまり、さまざまな細胞になることができる細胞に“似たもの”ができたことを観察した。この細胞は「iMuSC細胞(損傷誘導筋肉由来幹細胞様細胞)」と名づけられている。

 「損傷」による「刺激」を行っていることから、そのコンセプトは小保方氏らのそれと似てなくはないが、まず実験対象が違う。小保方氏らはさまざまな細胞を使ったとされているが、多能性の確認に成功したと『ネイチャー』論文に書いたのはリンパ球だけである。ヴォイニッツ博士らが使ったのは筋肉細胞である。方法もまったく異なる。小保方氏らはさまざまな刺激方法を試したとされるが、多能性の確認に成功したものとして論文に書いたのは酸である。一方、ヴォイニッツ博士らは「損傷(裂傷)」である。

 結果も異なる。このiMuSC細胞は3種類の胚葉(内胚葉、中胚葉、外胚葉)に変わったが、「キメラ」という多能性の確認方法では「完全な生殖細胞系の遺伝」は確認されなかった。つまり生殖細胞にはならなかった。この論文は、「部分的に(partially)」初期化することができ、「多能性様状態(pluripotent-like state)」にすることができたとは主張しているのだが、「部分的に」や「様(-like)」という表現で明らかなように、体細胞の初期化や多能性の獲得に成功したとは書いていない。

 ……さて、どうでしょうか?

 STAP現象に非常に近いものが確認されたというのに、専門用語で煙に巻いて事実を必死に歪めようとしている印象を受けるのですが……。

【小保方晴子と瀬戸内寂聴の対談】

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 話は変わりますが、小保方晴子とあの瀬戸内寂聴が対談をしたのは有名な話です。

 私はその対談を読んでいないのですが、ネットで調べたところ……

 ●瀬戸内寂聴は小保方晴子の〈あの日〉を読んで、テレビの報道が嘘だらけであることに驚いた。

 ●独ハイデルベルク大学でSTAP現象が確認され、「海外ではSTAP研究が受け継がれている」と小保方晴子が述べた。

 ……これらの事実があるそうです。

 が、しかし、です。

 たとえばフジテレビ〈ワイドナショー〉で小保方晴子と瀬戸内寂聴の対談のニュースが取り上げられたことがあるのですが、ただ単に「小保方晴子と瀬戸内寂聴が対談をした」と伝えただけで、肝心の対談内容には一切触れられていませんでした。

 そもそも海外の大学でSTAP現象が再現されたというのに、なぜテレビがまったく取り上げないのでしょうか?

 また、その話がデマだったという話も、なぜテレビがまったく取り上げないのでしょうか?

 はっきり言ってしまうと「テレビで取り上げられないこと=真実」なので、海外の大学でSTAP現象が再現されたというのはほぼ事実だと思われます。

 「いいや!事実ではない!」と言うのなら、海外の大学のSTAP事件の真偽をめぐる論争がテレビでまったく取り上げられない不自然さを説明してください。

【まとめ】

 ●海外の大学でSTAP現象が再現されている。

 ●が、STAP細胞否定派は、なにがなんでも認めない。


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 国民の3人に1人がかかると言われるがん。しかし、受けるのが常識とされている標準治療は、実は大変危険なものなのです。がん食事療法をぜひご検討ください。

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