【大腸がん5倍死ぬのに肉を食え】
✔️【真相〈がん細胞とブドウ糖〉】
これは船瀬俊介の読解力を疑わざるをえません。
船瀬俊介はただ都合のいいエビデンスをあげているだけで、溝口徹の主張に対する反論は一切おこなっていません。
たとえば溝口徹の主張に次のようなものがあります。
「がん細胞がブドウ糖をエネルギーにする」というのは溝口徹だけでなく、ノーベル医学生理学賞受賞者のオットー・ワールブルクも主張していることです。
これに対して船瀬俊介は一切反論しておらず、「肉食すると腸内悪玉菌のエサとなり腐敗発酵し大量の毒物、発がん物質が発生するからです」などと的のはずれたことを言っています……。
【エビデンス】
また船瀬俊介は「私が〈肉好きは8倍心臓マヒで死ぬ〉に掲げた82項目のエビデンスに反論できるのか?」などと言っていますが、溝口徹も〈がんになったら肉を食べなさい〉の中にオーソモレキュラー療法(糖質制限の一種)ががんに効果があるエビデンスをいくつかあげています。
しかもそのエビデンスを発表したのは、ノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリングと、オーソモレキュラー療法の創始者、エイブラム・ホッファーの2人です。
船瀬俊介こそ、彼らの発表したエビデンスに反論をすべきだと思うのですが?
【溝口徹は悪魔に魂を売った医者?】
また、船瀬俊介は溝口徹のことを「悪魔に魂を売った医者」呼ばわりしていますが、溝口徹がそんな医者ではまったくないことは、〈がんになったら肉を食べなさい〉を普通に読めば誰でもわかることです。いくつか引用します。
いかがでしょうか?
これで溝口徹が悪魔に魂を売った医者でないどころか、医者の鏡のような人間であることがわかると思います。
ちなみに溝口徹は〈がんになったら肉を食べなさい〉の中で抗がん剤治療に反対しており、「早急に見直す必要がある」と言っています。
船瀬俊介といえば、日本の反抗がん剤のリーダー的存在として知られる人です。
溝口徹のそうした発言を、なぜ評価しないのか謎です……。
【感情ヒューリスティック】
自分が好きなものはメリットだらけに感じ、自分が嫌いなものはデメリットだらけに感じる──これを心理学用語で「感情ヒューリスティック」というのですが、船瀬俊介は読解力の低さだけでなく感情ヒューリスティックの影響で溝口徹の〈がんになったら肉を食べなさい〉を、メチャクチャに貶めることを言ってしまったのだと思われます。
【まとめ】
●溝口徹は悪魔に魂を売った医者などではない。
●船瀬俊介の溝口徹批判は完全に的がはずれている。
日本の国民病の1つである糖尿病。しかし標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限による治療をぜひご検討ください。
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