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山本弘の「特殊相対性理論は中学生にもわかる」の嘘

❗❗この記事の結論──中学生に特殊相対性理論な理解できるとは到底考えられない。

メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。

リネンちゃん──メシアの弟子。

リネンちゃん 山本弘さんは『トンデモ本の世界』の中で次のようなことを言っています。

 (前略)コンノ氏は相対性理論を否定する。「あまりにも難解すぎる」というのがその理由である。

 相対性理論はそんなに難解なものなのか?コンノ氏は「それを理解できるのは世界中でも数人」「現在でさえ専門家たちは理解しているフリをしているか、でなければ何とか理解しようと奮戦しているところだ」などと好き勝手なことを書いている。

 これはとんでもない大間違い。特殊相対論は中学生にでもわかるていどのものである(現に僕は高校の時に解説書を読んで理解した)。

メシア へー、山本さんって高校のときに特殊相対性理論を理解できたんだ。

 それはすごいねぇ。

 しかも中学生にもわかる程度のものとは……。

リネンちゃん 特殊相対性理論って、本当に中学生にもわかるものなんですか?

メシア 真相は私にもわからない。

 ただ……Kon-Kuk大学物理学教授のY・H・ジュー博士の言葉にこういうものがあるんだ。

 真空中で光速がほぼ一定の空間領域と時間帯に、長さ2Lの細長い1次元宇宙船2つがくっついている場合(相対的静止)と、一方の宇宙船が一定の速さでvで一定方向(宇宙船の長さ方向とする)に等速運動をする場合(相対的運動)を比較してみよう。

 互いにくっついている場合は、相対的静止であるが、一緒に運動しているのか、していないのかは特殊相対性理論では区別できない。

 なぜなら、今α、A、β、Bから宇宙船の中央点Ω、Oに向かって同時に閃光が出発すると、光は必ず同時に中央点に到達することになっているからである。(中略)

 万一、運動系Ωの速さが光速cのとき、閃光が慣性の法則で飛ぶ粒子性ならば、同一方向では2c、反対方向ではゼロになり、もし閃光がマックスウェル電磁理論に従う波動ならば方向に関係なくcである。しかし現在ではどちらになるのかは確認されていない。

 また運動系Ωが低速のときは閃光は波動性になり、光速のときは粒子性になるというような現象も発見されていない。(中略)

 もし光が慣性の法則で飛ぶ粒子性ならば、β、Bの閃光とα、Aの閃光は中央Ω点に同時に到達する。すなわち静止系からの観測者も、運動系の観測者も同時の確認ができることになる。特殊相対性理論の矛盾がここにも現れている。

リネンちゃん え、えーと……その……。

メシア 特殊相対性理論が中学生にもわかるというのなら、ジュー博士のこの主張を論破できる中学生がたくさんいるということだよねぇ?

 本当にそんな中学生がいるというのなら、ぜひとも紹介してもらいたい。

リネンちゃん 山本さん、御愁傷様です……。

と学会初代会長・山本弘の本にとりあげられた私の超極秘ネタを大公開!

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