創世記6:1 ~ 2★2020.12.3掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】創世記6:1 ~ 2
1 さて、人が地上にふえ始め、彼らに娘たちが生まれたとき、
2 神の子らは、人の娘たちが、いかにも美しいのを見て、その中から好きな者を選んで、自分たちの妻とした。
《参考》
雑婚の問題
*人類の増加
創世記には11の区分(トルドット)に分かれている。
第2の区分は、創世記5:1~6:8。第2の区分の後半に「大洪水が起こった理由」が説明されている。
「さて、人が地上にふえ始め、彼らに娘たちが生まれたとき」(1節)とある。
(1)ここでの「人」はヘブル語で「アダム(人物名の方ではなく)」と言う言葉。人類(アダム)が地上に増え広がっていく様子が分かる。
(2)「アダム(人)」という言葉は、カインの家系だけでなく、セツの家系も含む全人類。
(3)創世記5章は、男性を中心にセツの系図が書かれ、創世記6章は女性をクローズアップしている。
*神の子らと人の娘たち
「神の子らは、人の娘たちが、いかにも美しいのを見て、その中から好きな者を選んで、自分たちの妻とした。」(2節)
「神の子ら」と「人の娘たち」が結婚。ここでの解釈は「信仰の系列に属する者(セツの家系に属する男たち)」と「不信仰の系列に属する者(カインの家系に属する女たち)」が結婚したと解釈しているが、この解釈には疑問が生じる。
(1)「神の子ら(セツの系列の男)」と「人の娘(カインの系列の女)」の結婚だけと言うのは不自然。当然、逆のケースもあるはず「神の娘(セツの系列の女)」と「人の子(カインの系列の男)」の結婚は、どうして出てこないのか?
(2)ヘブル語で「神の子ら」とはどういう意味なのか?ここでの「神の子ら」と言うのは、堕天使たちを指している。
(3)この箇所は、大洪水の原因の説明。大洪水は、きわめて異常な出来事に対する神の裁き。人類の信仰者の男と不信仰者の女が結婚したぐらいでは、大洪水が起こる理由にはならない。
のちに創世記6章の「結婚」を「人間同士の雑婚」と解釈するのは、ヘブル的解釈とは言えず、この解釈は教会教父(特にアウグスチヌス)から始まったもの。
★地上に大混乱が起こっていることは読み取れる。大混乱をもたらした主役は、悪魔(サタン)と悪霊たちで今も悪魔は働いている。
「しかも、光の天使の姿をして、惑わし誘惑してくる。」(2コリ11:14)
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