見出し画像

座り方は超大事

ライジングジム / M.M FITNESSSの百崎です!

今回は【座る】ことについて書いていきたいと思います!
まず、大前提として座りっぱなしが長く続く状態は、健康にとってよくないとされています!

世界保健機関(WHO)は、座りすぎが健康に悪影響を及ぼすことを警鐘を鳴らしています。WHOの「身体活動・座位行動ガイドライン」では、座り過ぎが「心臓病」「がん」「2型糖尿病」のリスクを高めるとされています。

WHOは、成人の場合、健康のために1日30分の中高強度の身体活動を週5日、子供は1日60分行うことを推奨しています。

でははぜ、座りっぱなしの状態がよくないのか具体的に挙げていきます!


椅子

座り過ぎが良くない理由

▼血液循環の悪化
長時間座ったままだと、特に下半身の血流が悪くなります。これにより、足のむくみや静脈血栓症(エコノミークラス症候群)などの発生のリスクが高まってしまいます。

▼筋肉の低下と姿勢の悪化
座りっぱなしだと、特定の筋肉が緊張したまま硬直、またコア(体幹部)の筋力が低下し姿勢が悪くなります。特に、腰や背中、首の筋肉が硬くなり、腰痛や肩コリ、首の痛みが生じることがあります。

▼代謝の低下
長時間の座位は身体の代謝を低下させ、脂肪の燃焼効率が悪くなります。これにより、体重増加や肥満のリスクが高まってしまいます。血糖値やコレステロール値にも悪影響を与える可能性があります。

▼心臓病や糖尿病のリスク増加
長時間座ることが高血圧、心臓病、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高める事が研究で示されています。座っている時間が長いほどこれらの疾患にかかるリスクが増大します。

▼メンタルヘルスへの影響
座りっぱなしの生活は、気分の落ち込みや不安感の増加とも関連しています。運動不足はストレスホルモンの調整に影響を与え、精神的な健康に悪影響を与えます。

このような理由があり、超時間の座りっぱなしにならないように定期的に時間を決めて適度な運動や立ち上がり、身体を動かす事が推奨されます。例えば1時間ごとにアラームをかけ、立ち上がりストレッチや屈伸など行うなど、日常的に意識的に体を動かす事が重要です!

google検索「体育座り」より

特に良くない座り方「体育座り」

また、座り方も人それぞれあると思いますが、床に座る時は、特に「体育座り」は絶対にしないようにしましょう!

床にお尻をつけて両膝を立て、足を腕で抱えるようにして座る「体育座り」。医療専門家からは、腰痛を悪化させたり内蔵を圧迫するなど体への負担が大きいとして懸念する声があります。当たり前のものとして受け入れられてきました、昨今は学校で廃止にしているところも増えてきています!

そもそもは、1965年に旧文部省による『集団行動指導の手引き』で示されたことで広まったとされています。

そんな体育座りは何が何が悪いのか?!
それは昔よくやっていた大人世代の人たちには痛感することが多いと思います!

体育座りの悪影響

▼骨盤が寝てしまう
体育座りを行うと、背中が丸くなる体勢となり、骨盤が寝て(後傾)しまいます。そうすると、背骨も曲がりが強くなり、腰痛を引き起こしやすくなります。

▼お腹を圧迫してしまう
体育座りは背中は丸まり、お腹側はえぐれた状態になるため内臓や胸が常に圧迫された状態となり、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れていきます。自律神経が乱れる事で、疲れを感じやすくなったり、イライラや気持ちが落ち込むなど感情のコントロールが困難になってしまいます。

▼首が詰まる(過伸展)
背中が丸まる姿勢になると、頸椎を過度に伸展しようとするため顎が前に出てストレートネックのような状態となり、頸椎がつまり血流の流れが悪くなり、脳の活動が低下してしまします。

このような悪影響を及ぼしてしまいます...
なので体育座りはもうしないようにしてください!!


次回は体育座りに変わる推奨したい座り方を書いていきますね!
以上です!!

いいなと思ったら応援しよう!