知ってるか知らないかで大違い!個人でするべきテロ(銃乱射、爆発)対策

Bonjour!

テロからだいぶ日が経ち、パリ在住の日本人ももうすっかり普段通りの生活です。

テロ直後は怖くて外を歩くのも、メトロに乗るのもいちいちビビッてましたが、さすがにそれでは日常生活が送れません。

でもテロに巻き込まれ、命を落とすのもいやなので、調べてみました。

少しでも生存率を上げる方法を!

その① 心構え

今回のテロでもそうですが、最初は銃声だとわからなかったと被害者は語っています。

人間の脳は、自分の知っているものに都合よく置き換えてしますので、銃声を爆竹や演出の一環だと思ってしまったようです。

もし日ごろから、そういうことがあるかもしれないと頭に入れておけば、銃声だと瞬時に判断することも可能になりますし、パニックになる確率も減るのではないでしょうか。

その② 逃げ道等を確認しておく

レストランやコンサートホール等外出先では、必ず出口や隠れれる場所を確認しておきましょう。もちろん逃げるために必要なのもありますが、出口に人が殺到してしてしまうとパニックになり、冷静な判断ができなくなると逃げ遅れ、さらに危険になるからです。出口だけではなく、窓など外に出れる手段がどこにあるかも確認しておくと、パニックにならず逃げだすことができるでしょう。実際、事故や火災でも出口や逃げ道を知っている人はパニックになりにくいため、生存率が高くなっています。

その③ 銃乱射が起きてしまったら

まずは姿勢を低くします。

もし、犯人からの距離が離れているならすぐにその場から離れます。

犯人の銃口に対して右か左の直角方向で、可能であれば犯人が右手に銃を持っていれば右方向、左手に持っていれば左方向に逃げることができればベストです。銃を持っている手の内側のほうが撃ちやすく、外側のほうが撃ちにくいためです。

また、テロリストは多くの人を撃ちたいと思っているので、人が多いほうに逃げないことも大事です。できるだけ人の少ないほうに逃げましょう。

走って逃げることが無理な場合は、テーブルやカバンなどなんでもいいのでとにかく盾になるもので身を守ります。大声を出したり奇声を発すると犯人の目に留まりやすくなるので、とにかく犯人の目に留まらないよう気配を消してください。

銃弾を替えてる間に素早く逃げる!というのもあるようですが、リロードする時間って数秒から数分みたいなので、数秒でリロードできたら間違いなく撃たれるだろうし、この状況で足ガクガクして走れないんじゃないかな・・・と思うので個人的には???ですが、逃げれそうなら逃げてください。実際今回のパリのテロでもこの間に逃げたという人もいます。

その④ 応戦しない

腕に自信があったり、正義感から犯人を捕まえようとしたりするのはやめましょう。生身の人間が銃に勝てる可能性は極めて低いし、自爆用の爆弾ベルトを付けている可能性もあります。捕まえた瞬間、爆発とかもありえるので。

その⑤ 死んだふりをする

パリのテロでもそうですし、ノルウェーやアメリカで起きた銃乱射でもこの方法で生き残った方がいます。もう、最終どうしようもなくなったらこの方法をとるのもありだと思います。

その⑥ 撃たれたときの対処法

撃たれたからといって即死とは限りません。即死よりショック死が多いようで、その中でも大量出血が原因の出血性ショック死です。なので、とにかく止血しましょう。傷口部分の一番心臓に近い箇所で縛ります。強く縛る場合、縛った部分に棒などを入れてひねるとより強く縛れます。素人ができる応急処置は残念ながらこれぐらいです。


まとめ

パリジャンたちはテロに屈していないという意思表示の一環で、 Je suis en terrasse(私はテラスにいる)などの運動もありますが、個人的にはそんなに命を危険にさらさないで~!思ってしまいます・・・

そして、やはり一番は不要な外出や人の集まる場所、テロの標的になりそうな地域には近づかないことが一番です。

♥マダム・す~♥

こちらの記事は、パリ在住ブログ「マダム・す~の日記」から人気記事を抜粋しました。

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