OpenFOAMの計算結果がWindowsで文字化けしてParaViewで表示できないときの対応策
どういうことか
OpenFOAMの一部の結果はファイル名に「:」が入っているが、これがWindowsでは文字化けして読めないのでWindows上のParaViewで結果変数として選択できなくなる。
これは粒子計算系のソルバでも見かける
解決策
頑張ってWindowsで表示できる文字にすべてリネームする。
WSLにParaViewをインストールして、WSLのParaViewで結果表示する。
Windowsを捨ててLinuxで頑張る。
ここでは2の方法について紹介します。
WSLへのParaViewのインストール
WSLの最近のバージョンではGUIプログラムも表示できるのでインストールすれば普通に使える。企業の方でOSが古いままの人はXを入れて対応が必要なので、ここでは割愛します。
ParaViewはバージョンにこだわりがないならaptでインストールできる。
apt update
apt install paraview
あとは計算フォルダでparaviewとコマンドを打てば起動する。
paraview
以降はいつものParaViewの操作をして可視化します。
できました。