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雇用調整助成金について思うこと その2

コロナによる雇用調整助成金が12月末まで延長されることがほぼ決定のようだ。大幅な受給要件の緩和は確かに会社も助かっているが、気になっていることがある。「延命」のケースである。

仕事がないがコロナが収まれば仕事が戻るだろう、助成金が出るから雇用を維持している…。助成金の期日が過ぎたら、途端にお金が回らなくなり、社員を解雇しなければならない事態になってしまうという事例である。

前回の記事「雇用調整助成金について思う事こと」でも書いた通り、もともとは厳格な資格要件を問われていて、要件を満たせない(雇用に関してやることができていない)会社は受給が難しい性質のものである。

コロナにより緩和されすぎて、既に別の助成金の様態であるとも述べているが、今のような状態は「延命」のようなケースも生みかねないと危惧している。

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