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As Good as it Gets

欠点があっても別のどこかで良いところはあって、足りないところがあっても満たしてくれるものがある。人間は助け合いながら、支え合ってるんだね。

シャイニングの印象が強すぎるジャック・ニコルソンだけれど、恋愛適齢期と一緒で不器用な感じが似合う人でもあるから、ずるいよなあ。
潔癖で人と波長が一切合わなくて。悪いところ突きまくってるのに、実は心の深いところから優しさが溢れ出てるなんて…素敵すぎやしませんか。
類は友を呼ぶというように、やっぱり素敵な人の周りに素敵な人しかいない。キャロルもサイモンもキャロル母もスペンスもパーデルも。
小説家のメルビンが紡ぐ言葉は、口がうまいっていうのがわかってたとしても、心にグッとくるから素晴らしい。

強迫神経症っていうのは初めて聞いたけれど、鼻すする音などの人が出す不快な音を異常に嫌う私なので、多少気持ちわかります。
自分の病気をわかってくれる人はまず少ないけれど、それさえも受け入れてくれる人なんてもっと限られるんだろうなあ。

カニカニ言ってたレストランのシーンで、キャロルがくっつき虫のウエイターで遊ぶところが好き。

最後の10分なんて心が温まってしょうがない。
素敵すぎる!!