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【海外駐在員紹介】PT.Smelting Management Gresik(インドネシア)M.Oさん

こんにちは!三菱マテリアル採用広報編集部です。

今回は、海外駐在員紹介として、インドネシアに駐在中のM.Oさんにお話を聞きました。海外で働くことに興味がある方の参考になれば幸いです!


当社でのキャリアの歩みを教えてください。

入社してすぐに福島県にある小名浜製錬所に配属となりました。そこでは原料となる銅精鉱の受入管理をメインとした業務を1年9ヶ月ほど行いました。新入社員のうちから製錬所における最重要箇所に携わらせていただき、責任感と共に大きなやりがいを感じながら成長することができました。

その後、東京本社の営業部に異動となりました。営業部ではメイン製品である電気銅ではなく製錬工程で生産される副産物(銅スラグ、硫酸、石膏)の販売を担当しました。副産物の販売を行う化成品課という部署に約9年在籍しましたが、刻々と変化するマーケットへの対応は考えることも多く、非常にいい経験となりました。

2023年4月からはインドネシアのPT.Smelting Management Gresikに異動となり、Marketing & Sales Departmentという部署で主に電気銅の販売管理を行っています。

駐在先の事業やミッションについて教えてください。

私が所属するPT. Smelting Management Gresikは、三菱マテリアルの100%子会社であり、主にPT. Smeltingの製錬所の管理を行う会社です。

PT. Smeltingはインドネシアで初めての銅製錬所で、2023年までは国内唯一の銅製錬所として稼働していました。直近では国内で新たに2つの製錬所が稼働を開始予定であり、今後インドネシア国内及び東南アジアにおける銅製品の需給バランスが変化していくことが想定されます。

また、2023年からPT. Smeltingの運営スキームが変更され、新体制のもとでどのように運営していくのかが課題となっています。操業や営業をはじめとするあらゆる面で新たな方針を模索しながら、製錬所の稼働を進めていくことが私たちの重要なミッションとなっています。

現在の担当業務を教えてください。

Marketing & Sales Departmentという部署で主に電気銅の販売を行っています。インドネシア国内の電線メーカーなどを顧客とし、親会社である三菱マテリアルが管理する海外向け輸出電気銅とのバランスを考慮しつつ、常に生産状況の情報を共有しながら販売活動を行っています。

インドネシア国内の顧客は、日系企業とインドネシア企業の両方が含まれており、顧客との面談においては日本語と英語を使用する機会も多くあります。また、会社の体制が変わったばかりということもあり、親会社であるPT.Freeport Indonesiaとの折衝等も行っています。

新しい体制の中で、日々多くのことを確認・相談しながら進めることが多く、非常に勉強になっています。

海外経験によって得られたものは何ですか?

海外経験によって得られたものは、異文化に触れることで生まれる新しい価値観です。これまで海外に住むという経験がなかったため、住環境や食生活など日常のすべてが新しい発見であり、学びの連続でした。

特に、インドネシアという国は人口の約90%がイスラム教徒であり、日本では触れる機会が少なかったイスラム教の文化や考え方、生活スタイルなどについて深く知ることができました。

また、社内の従業員には、PT. Smeltingの創業から約30年にわたって日本人と一緒に仕事をしてきた人も多く、日本人への理解が深いため、安心して働ける環境が整っています。さらに、さまざまなイベントを通してインドネシアの文化を学ぶ機会も得られています。自分の知らない世界を知ることで、人間としての幅が広がり、自信にもつながっていると感じています。

今後のキャリアプランについて教えてください。

今回、海外かつ製造現場での業務を経験したことで、現地で直面したさまざまな課題を乗り越えながらミッションを遂行する力が身についたと思います。具体的なキャリアプランは検討中ですが、このスキルは今後どのような環境でも役立つと考えます。

特に、文化の異なる土地での業務は想定外の事態が発生することが多いですが、その場合にも迅速に事態を把握し、周りと協力しながら問題を解決してきました。今後はさらに解決能力を磨き、会社に貢献していきたいと考えています。

また、現在は会社の方針決定に近い立場で業務に携わる機会が多いため、日本の製造現場で働く場合にも、インドネシアでの経験を大いに活かせると思います。

現地の魅力や、オフタイムの過ごし方を教えてください。

平日は、仕事終わりに職場の仲間と食事に出かけることもあります。仕事後に一緒にゴルフの練習場に行くなど、プライベートな時間も共有できる仲間が多く、非常に充実しています。

今年の初めから家族が帯同になったため、休日は家族と一緒に出かけたり、プールで遊んだりして過ごすことが増えました。単身赴任中は、午前中にゴルフを楽しんだあと、午後は友人たちと食事やお酒をゆっくり楽しんでいました。また、車で近くの島や街にドライブで出かけ、その土地の食事を味わうこともあり、現地の魅力を満喫しています。

インドネシアのビーチリゾートとして知られる「ロンボク島」での一枚

インドネシアは、治安面では場所を選べば安全に過ごせる地域が多く、自然豊かな観光地も数多くあります。そのため、オンとオフのどちらの時間も有意義に過ごすことができています

最後に、当社の採用に興味を持ってくださっている方へメッセージをお願いします。

当社は、大規模な事業に携わることで、社会に貢献できる機会を提供する企業であると思います。私自身、若手のうちから大きな仕事を経験でき、当社の事業に直接貢献していると感じることができました。やりがいとともに責任感も培われ、社会人として成長できている実感があります

さらに、海外での業務経験を通じて異文化に触れるとともに、会社の運営に近い立場で業務を行う機会にも恵まれています。「多様な経験を積みたい」と考えている方にとって、当社は最適な環境を提供できるのではないかと思います。

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M.Oさん、ありがとうございました!今後もさまざまな社員を紹介していくので、お楽しみに!

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