#188 「お」「ご」

おはようございます、ぼんやです。やっと夏休みに入りました。夏休み直前になって体調を崩したのでしばらく更新が滞っていました。気持ち新たに、63冊目の二つ目の気づきから紹介します。

ちなみに今年の夏休みはちゃんと夏休みです。というのも例年、塾の夏期講習で一日中塾に籠る生活を続けていました…。が!今年からは夕方には帰れる!そしてお盆休みも驚異の10連休!!…こんな休んでいいものなのでしょうか…。

話が脱線しましたが、紹介する本はこちら↓

昔から苦手な「敬語の使い方」についての本です。
これでもだいぶ上達した方だと自負していますが、言葉の世界は奥が深いです…。

今日の気づきはこちら↓

「ご出席される」は、お、ご +れる、られるの二重敬語

よくある二重敬語の例です。対処法を今日のワンポイントにしました。↓

自分の動作に「お」「ご」をつけない

順に見ていきます。「ご出席される」は、「お」や「ご」の尊敬と「れる」「られる」の尊敬の二つが重なっています。このように、敬意の要素が二つ入っている言葉を二重敬語といいます。

古文で二重敬語が出た場合、それは二重敬語を使うに値する人への敬意と考えられます。つまり、「帝」です。現代で「帝」に値するほど敬意を表する対象はまずいません。よって、二重敬語は過剰表現として避けられています。

他に「おっしゃられる」というのも二重敬語として挙げられます。言うの尊敬語「おっしゃる」と尊敬の助動詞「られる」を組み合わせたものです。

さて、「ご出席される」の話に戻します。これを間違って使う理由として、「お」「ご」をなんとなく使っているからと考えます。「お」「ご」をつけておけば敬語っぽくなるから…と考え、何でもかんでも「お」「ご」をつけるのです。

そこで、自分の動作には「お」「ご」をつけないと意識することで、「これは相手が行う動作だから「お」「ご」をつけていいんだな」と意識するようになります。「お」「ご」に敬意を持つ意識を普段から持っていれば、他の敬意を表す表現にも敏感になります。その結果、二重敬語を防ぐのです。

今日は以上です。改めて敬語は難しいです…。

ありがとうございます!

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