朝倉海が「チェンジ」しなかった理由を勝手に推察する
お久しぶりです。
もう、なにをやってもたたかれる朝倉海選手。スーパースターの証であります。今回はせっかく与えられた特権である「チェンジ」を行使せずに、一見実力差があるように見える「渡部修斗」選手の隣の席を守ったことが議論を呼んでいます。
「朝倉海」は「末っ子」キャラである。
そもそも、「チェンジ」は夜のお店でもRIZINバンタム級GPでも非常に強力かつ「どう転ぶか分からない」オプションであります。だからこそ面白いのですが。
結果的に「変えなきゃよかった」パターンだってありますよね。欲を出して変更した5分後に新たな対戦相手に絶望することだってあるわけです。
せっかく用意されたゲーム性を捨て、「リスク」をとらなかったように見えるため「指名」を期待したファンからは叩かれているように見えます。
で、推測なんですがたぶん朝倉海選手は、最初渡部選手のとなりにすわったのはオプションを使うかどうかは決めない「様子見」だったんじゃないかなと。
要するに、「他のカード決定状況をみてから判断しよう」ということです。
なぜ筆者がこう思うか?というといつも、朝倉海選手の思考パターンは典型的な「末っ子キャラ」だからです。
「末っ子」は「周囲を見て判断する」生き物である。
末っ子は「あまえ上手」「したたか」に物事を判断する傾向があると言われます。さらに「みんなを笑顔にしよう」というサービス精神が特徴だそうです。海選手は妹さんがいらっしゃるそうなので、「中間子」なのですが、あまりに強烈な「兄」がいたためか思考パターンは「末っ子」のそれに思えます。(中間子は末っ子へのライバル意識から性格が形成される)
ちなみに筆者も末っ子なので、↑の分析はとてもあたっているように思います。
格闘技への参戦や未来とは違う献身的な姿勢、youtubeを始める経緯や、youtuberチームのスタッフとのかかわり方もいろいろみていると「典型的だなあ」と感じる場面が多いです。
通常とても社交的なのですが、基本的に「要領がいい」ので、逆に思い通りにいかないととてもイライラします。堀口選手に負けた後の言動なんか、同じ弟として「わかるなあ・・」と思っていました。私も会社でうまく物事を動かせなかったときあんな感じです。
今回の流れを想像する
今回の流れ、「末っ子キャラ」的にみると下記のようになります。
①ファンが盛り上がるのは井上、岡田、元谷、石渡あたりだろうとわかっている。自分もやりたい。
②くじ引き順が早かったからとりあえず渡部選手の隣にすわって様子を見よう
③井上×石渡、岡田×元谷という好カードが決まった
④ここで自分が割って入るとせっかくの好カードが崩れる。喜ばない人もいるだろう。
⑤だったら、「チェンジ」せずに自分は渡部選手とやろう
要は別に渡部選手とやりたかったわけではなく、全体のバランスを考えて判断したのではないかと思うのです。
結果的に「勝てる相手を選んだ」とか「チャレンジしなかった」と叩かれることになってしまいました。
黙って見守るが吉
以上、勝手な想像を書き連ねてみました。あっているかどうかはわかりません。
1つだけ確かなことは「朝倉選手が勝ちすすめば井上、岡田、元谷、石渡と当たる」ということと「朝倉選手は彼らに負けるつもりは毛頭ない」ということでしょう。
海選手が、消極的な理由で今回の選択をしたとは筆者には到底思えないのです。そもそも今回のGPに出てくれたのだって、非常に「末っ子」的判断だと思います。期待されたら応えたいんですよね。。
あと、ランダム要素が強くなる2、3回戦以降であたるほうが「自分で選べて準備しやすい」1回戦であたるより、ツライと思いますよ。
ということで、ごちゃごちゃ文句はいわず、「黙って見守る」のが吉です。
ではでは!