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地元キックはRIZIN地方大会に必要なのか問題について言いたいことがあります
いつも何度でも話題を呼ぶ「RIZIの地方大会の前半戦、よくわからんキック選手ばかり問題」。
「キックはいらない(怒)おれはMMAが見たいんだ」と憤怒するファンの方がいたり、「キック様ありがとうございます」という業界の方がいたり、いろんな意見がありますよね。
まあ、会場埋めるのに地元キックのカードが必要なのはわかるんです。お姉ちゃんや血気盛んなマイルドヤンキーが通うのも含めたときにMMAとは「関連人口」が段違いのハズです。
本日も戦う社長(2勝4敗)をはじめバラエティに富んだ選手が前半戦を彩っておりました。(さすがに他におったやろ)
さすがの穏健派の僕も思いました。「あれ、この戦う社長の試合見るために3800円払ったんだっけ?」って。
で、提案です。
「値段変えなくていいから前半戦(もしくは途中まで)無料、後半戦のみ有料にしてくれません?」
変わりつつあるRIZINの大会運営
立ちあげ以降、RIZINは大会数は年にヒト桁、どの大会も全力投球の「オールスター戦」の様相でした。
オープニング演出から第一試合~メインに至るまで、噛み応えのある試合をフルコースのように提供してきました。
最近は明らかに様子が違っています。
「強い1試合」メイン+数試合噛み応えのある試合を後半に並べ、前半戦はある種の「前座試合」と明確です。
ある意味、UFCが「プレリム」と「メイン」と分けているのと同じ方式とも言えます。
大会数を増やし、システマチックな運営が出来上がりつつあるRIZINにおいて、今は「過渡期」なのかもしれません。
恐らく「ナンバーシリーズ」はこれまで同様に「フルコース」のお祭り方式、TRIGGERは「プレリム+メイン」方式、LANDMARKは「メインだけ」方式になっていくんでしょうね。
そして私が今回感じた違和感は、要は「プレリム+メイン」方式に課金形態があってないんじゃない?ってことなのです。
今日購入したファンは割とコアなファンです。
「クレベルvsウルカ」に3800円払っているつもりでしょう。
でもなんとなく前半戦も含めてパッケージにされると「3800円のうち200円くらいはこの戦う社長の分なの?だったらいらないから値下してくれない?」という気持ちにもなる
ここで仕事のことを思い出しました。法人営業でよくある場面です。「いらないものを一緒くたにパッケージにして値付けすると『これ要らないから値下してくれない?』と言われる」パターンです。
だったら最初から自信があるものだけに正当と思う金額をつけて売ればいいんです。
繰り返しになりますけど、ファンは、というか私は少なくとも「クレベルvsウルカ」に3800円払うつもりで買っています。
TRIGGERの前半戦が煽りもオープニング演出もないのが確定的になったので、より一層そう思います。
べつに経営方針を偉そうに語りたい、とかではありません。
私はいちファンとして「前半は無料、後半見たければ有料」にしてもらったほうが気持ちよくお金を払えるな、と感じた次第でした。
興行は計算できる「ゲート収入」が必要というのも理解しますし、地元キックやMMAのニューカマーの試合を「いらない」というつもりはありません。なので前半は「現地集客用」と割り切り、後半は「コアファン・PPV向け」にしてもらえないかなと。
皆さん、どう思いますか?