愛猫初めてのシャンプーにチャレンジした話
人生で初めて猫の魅力に気づき、初めて我が家にエキゾチックショートヘアのマロンをお迎えして半年。お迎えして想像以上の喜びと想定外の大変さに目まぐるしい日々を過ごしている。
猫をお迎えする前にフードのことや日々のケアのこと、事前に知識は準備していた。その中で『猫のシャンプー』についても調べていた。猫は自分で毛繕いするからシャンプーは必要ないのだという意見と毛玉を吐く対策にもなるからャンプーは必要だという意見があった。ネットで猫をシャンプーする動画もたくさん見た。どの動画も猫のシャンプーは大騒ぎだった。ほとんどの猫はシャンプーが大嫌い。しかし、あるキャットトリマーさんがやっている猫のシャンプーの動画を見ると、暴れる猫ちゃんがどんどんプロの手で大人しくなっていき、猫ちゃんが見るみる綺麗になってドライヤーが終わる頃にはフワフワになっている。その技に魅了され上手にシャンプーできたらいいなと憧れていた。
我が家に猫をお迎えして半年。それまでにシャワーを試みたことはあったが、浴室に入った途端に怯えて鳴きはじめてしまい、私の方が耐えられなくなり断念した。
しかし、最近週一回のペースで嘔吐するように。病院の先生に見てもらったら毛玉を吐いてるので気にする必要はないとのこと。ただあまりに吐く頻度が多いと毛玉で胃が荒れてしまって食欲不振に繋がる可能性もあるとのこと。シャンプーは毛玉を吐く対策にもなるし、最近毛がなんだか脂っこいような…。全身は洗うの大変そうだけど肩から下だけでも洗えないかな??
というわけで、半身シャンプーにチャレンジしてみた。
タオルをたくさん準備し、延長コードに繋いだドライヤーを浴室からすぐに手に取れるように配置。そして、もう一つ。猫が落ち着くという首輪(鎮静首輪というらしい)を買っておいたので、それを浴室に置き、スマホで『猫の不安が落ち着く音楽』というヒーリングミュージックをかけておいた。ウチのマロンはYouTubeの猫用ヒーリングミュージックによく反応してくれるのだ。いざマロンを抱っこして浴室へ連れて行く。
…想像通り、浴室に入った途端普段出さないようなけたたましい鳴き声💦水の音が極力出ないようにお湯をはったタライ中でシャワーを出す。お蓋をした浴槽の上の隅に固まったまま動かないマロン💦本当は足元からそっとお湯につけて、全身をくまなく濡らしていき泡立てたシャンプーをつけていく…という流れですすめたかったが、タライがある場所までは降りてきてくれなさそう。仕方なく一番ベタついている胴体に泡を少しずつ広げていった。マロンは固まったままの状態。プルプル震えているようにも見える。緊張で鼻が赤い。見ているこっちも辛くなってくる。さっさと胴体部分だけ洗わせてもらって乾かそう。モタモタしてると今度は体が冷えてしまう。イメージしてた進め方と違うけどとりあえず泡はつけたい箇所につけた。お湯で流す時はシャワーノズルの近くに引き寄せたが、首元をひっかかれながら抵抗されてしまった。私の左腕に必死にしがみつくマロン。濡れた床に足をつけたくないのかぶら下がったままでいた。私はそのままシャワーで胴体部分を洗い流すことに。私の服が濡れても構わずシャワーで泡を流した。洗い流すのは意外とスムーズにできた。今度はタオルドライの工程。私の左腕はマロンがしがみついてるので、もう右腕でタオルドライをした。
そのままドライヤーを取り出し、弱風で乾かす。音にビックリするか不安だったけど、私の膝の上で固まったまま静かにしてくれている。さっさと乾かしたかったが、なかなか乾かない💦タオルドライが甘かったか🤢
生乾きのまま場所を私の寝室に変えて再度ドライヤーにトライした。しかし、これが間違いで、愛猫はケージの中に逃げ込んでしまった😖ケージから引っ張り出してドライヤーを持って追いかけっこ状態に。マロンからみたら本当に恐怖だったと思う。そんな格闘をしていたらマロンが口呼吸になってきた😵💫どうしよう💦私も怖くなってくる😖
そんなこんなで初シャワーは終わった。
お詫びのチュールをあげたらそれは受け入れてくれた。😮💨
猫にシャワー、マロンにとっても飼い主にとっても心臓に悪い命懸けのお手入れだった。もう2度とマロンにシャワーなんてしない!
…でもそのうちそんな苦い思いをしたこと忘れてまたシャワーチャレンジしたくなる時があるかもしれない。
強制シャワーでマロンに嫌われたかな?と不安だったけど今は天使の寝顔でゴロゴロ喉を鳴らしながら私の部屋でくつろいでいる。ちゃんとトイレもしてくれた。
ここまで読んでくださりありがとうございました🙂