呪われた子供たちに、ドラマ「カルテット」を見てほしい
私は呪われている。
家に、社会に、画面の向こうに、呪いは存在している。
私と同じような、呪われた「子供」たちに、ドラマ「カルテット」を見てほしい。
親子母子家庭で育った私は、不自由を感じない時間を過ごしたことはなかった。
衣食住、進路選択、家族関係。
それでも、母のことを助けたいと、助けるのは当たり前だと、思っていた。
学生時代、授業料を免除してもらいながら借りていた奨学金と、文字通り毎日アルバイトして得たお給料を生活費として母に渡していた。
いきなり車を購入してきて「