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お墓の小ネタ集・その8 納骨室(カロート)

「お墓」の納骨室は地下か?地上か?どちらが良いか?

お墓にまつわる小ネタ。
一般的に石材店は、地上にカロート(納骨室)があるのを最初進めてくると思います。
理由は、地下のカロート(納骨室)は水がたまるとか湿気が多いとか言われることでしょう。
筆者の経験では、どちらも湿気はたまります。
周りは石造りですので、石自体が水分を吸うので年中ジメジメしてます。
蓋を開けると大抵ナメクジとかいたりするものです。
そりゃ、屋外にあるものですから当然です。
日当たりがよければ別ですが、単なる石壁の空間です。
さらに、地下タイプで石で囲われていると雨水も溜まります。
酷いと、遺骨が浮いていたりします。
数十年前業界新人の頃の私は、霊園でポンプを使い納骨室(カロート)内の水を排水している光景を見ました。
石材店が納骨の準備をするのは、正直それらを見られたくないのかな?と思った時期もありました。
今は、多少マシにはなっているでしょうが、昨今はゲリラ豪雨で雨量も多い。とてもあの程度の蓋で地下への浸水が防げるとは思われません。
では、地上タイプはどうか?
昔、これも聞いた話ですが蜂が巣を作ったこともあったそうです。
気休めで、換気用に通風孔を高値でつけていたりするのを見かけますが、冷静に考えてみてください通風孔が一つあっても風は流れないでしょう。
空気の換気には、入り口と出口が必要です。
それに、大抵左右に隙間なく「お墓」が建つので空気の流れ自体悪いでしょう。
屋外につくるものだからと、ある程度は仕方がないものとそこは諦めてください。
そう思えば、防水性のためとか通気口だの契約金額をあげるための提案に惑わされずに済みます。


いつもの一言。
「お墓を生前に買うなら、生きてるうちに思い出をつくりましょう。」
大切な人との時間は「お墓」を買っても得られません。









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