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終活ブームに潜む危険・永代使用料てなんだろう? お墓編その4

お墓の土地代といわれる永代使用料てなに?

墓地を購入する際に、永代使用料(俗にいう墓地の土地代)を支払います。
この永代使用料とはいったいなんでしょうか?
その場所に「お墓」を建てて土地を利用するだけのとても弱い権利です。
一般的に家を建てる土地を買うと所有権が移転しますが、墓地の永代
使用料を払っても土地の名義人は変わりません。
この永代使用権は譲渡や担保に入れることもできません。
つまり、いざとなってお金に変えることができません。
※立派な証書を霊園等から発行されますが、単なるお墓を建てられる証明書にすぎません。
しかも、おおよそ2年程度管理料が未払いになると権利が消滅したりします。(霊園の規約等を見てみてください)
霊園によってはそれを想定してお墓の撤去同意書を事前に提出させるところもあります。

そして、永代使用料は石材店が霊園開発に投資した費用の回収や経営主体となった宗教法人等へのお礼等が実態ですので自ずと開発費以外が上乗せされ高額になります。
さらに注意しないといけないのが、支払った永代使用料は基本的にいかなる理由があっても返還されません
大半の霊園使用規則で、その旨が記載されてます。
永代使用料は、石材店がその霊園開発に使った資金の回収分となりますので、霊園の販売と施工は指定された石材店にしないと投下した開発資金の回収が出来ないため永代使用料は返還されることがないのが実情です。

いつもの一言。
「お墓を生前に買うなら、生きてるうちに思い出をつくりましょう。」
大切な人との時間は「お墓」を買っても得られません。



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