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ハイスタンダード

始発の新幹線で出張
その待ち時間でハイスタンダードの思い出を書こうと思う。

ハイスタンダードを初めて聞いたのはおそらく中1くらいの時だった。

姉のカセットテープから流れてきたのが
ハイスタンダードだった。

カセットテープって。
でもまだ主流だった。

聴いて衝撃を受けて
それまではB'zとかアルフィーとかを聴いてたもんだから面食らったのを覚えている。

これはなんていうジャンルなんだ!?
かっこよすぎだろ!!!
と思ったのを覚えてます。

そしてすぐさまCDを購入したように覚えている
それがこちら

アングリーフィストだ。
名作。
CDを買うと購入特典か何かでステッカーが入っていた。

このステッカー

すぐさま缶ペンに貼りました。

中学の授業中も缶ペンに貼ったこのステッカーをみてはハイスタンダードに思いを馳せる。
そんな毎日を送りました。

そして缶ペンのステッカーの効果はすごく
『あっ、ハイスタやん!ハイスタ聴くの?』
と何人かの友達が声をかけてくれるのでした。

だいたいが上に兄弟がいる友達で、
中1でハイスタを聴いているのは私たちの時代ではませている方でした。

そこからその友達に周辺の音楽を教えてもらったり、
友達にハイスタをオススメしたりしてるうちに、 
友達周りはみんなメロコアハードコアにはまっていくのでした。

もちろんライブにも行きまくりました。
ハイスタのライブ自体は一回しか行ったことはありませんが。メロコアハードコアのライブに行きまくりました。

最初は大箱のクアトロとかダイヤモンドホールとかでしたがそのうちクラブロックンロールやハックフィンとかディープな小箱にも足を運ぶようになるのでした。

全てハイスタンダードがきっかけで始まったことなのでした。

ではハイスタンダードの何がそんなにかっこいいのか?
それはもちろん横山健がかっこよすぎる。
ということです。
横山健に影響されてギターを買ったくらいです。
横山健が使ってた青のレスポール。
ギター自体もかっこよく、
何よりも横山健が青のレスポールを弾いてる姿が最強にかっこよかったのです。
でも私のお小遣いで買えたギターは、
TOKAIのレスポールモデルなのでした。


残念でした。


ノーヒーローとハイスタは歌ったのだけど、
やはり自分にとってはハイスタはヒーローだった。


恒岡さんも死んじゃってすごくショックだった。
ハイスタの映画を観てたので色々あったんだよな、
と思うのとはやいとこノーヒーローと自分達が気づけばこんな未来は無かったのでは?とすら思ってしまう。


アングリーフィストのVHSの映像が今でも頭にこびりついている。メンバー全員坊主で。もちろん自分も茶坊主にした。あの楽しそうな海外ツアーの映像。


ハイスタを通してみえる人の人生。
人生って長いよなと思った。
他人に依存しない生き方、
勝手に依存されてしまった人の苦しみ、
そこら辺を考えれるってなかなか高度なことだ。
ハイスタが歌ったノーヒーローズ。
ここに色んなものがおそらく集約されている。
でも『憧れ』だったり『尊敬』だったりというものはよくしてしまう。でもその時崇めすぎて我をも捨ててしまうようなことは無いようにしたいと思う。
あくまで『いいかどうかは自分で決める』
これはモダンチョキチョキズの歌詞だ。

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