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大阪のフェスでサイケアウツとクラブ音楽

サイケアウツというめちゃくちゃかっこいいアーティストがいる。調べるとテクノバンドと出てくるが、DJプレイのスタイルでアニメやゲームのサンプリングとかを入れながら踊れる音楽を爆音でかけてくれるDJユニット?です。
言葉にするとなんかカッコ悪く感じますが、
これがスーパーかっこいいのです。

そして実際ライブでもサイケアウツを見たことがあって下記のイベントにてサイケアウツをみました。
この時にはサイケアウツGでした。

⚫️大阪・名村造船所跡地で開催
「BAKUTO OSAKA 2010」

⚫️大阪・舞洲スポーツアイランド
〈渚音楽祭・春 2007〉

自分の中ではこの上の渚音楽祭でみたサイケアウツが最高すぎた思い出があるのですが、調べてみてもハッキリと渚音楽祭にサイケアウツが出てた記述が無かったのではっきりとサイケアウツの名前が書いてあった大阪バクトも保険として書いときます。

この大阪バクトもヤバすぎたイベントでガレキステージというステージがあって横に本当に瓦礫があったり
造船所跡地というロケーションをフルに活かしたすごくおもしろいイベントでした。
出演アーティストも最高で、
サイケアウツの他にも
日本が誇るスカムバンド、ウルトラファッカーズだったり名前から何までセンスしかない、巨人ゆえにデカイだったり、ボアダムスのヨシミさん率いるOOIOOだったり、あふりらんぽとかもでていたように思います。
関西のパワーフルぶつけのイベントで無茶苦茶楽しかったのを覚えています。
あとコチトラハグレキックエムシーズも出ていましたね、今をときめく鎮座ドープネスさんが在籍するバンド?こちらもめちゃくちゃやばくてこちらのステージは真っ暗なステージなんですが、アーティストがプレイしているのにひたすらフロアに向かってロケット花火が飛びまくるというもうカオスとおりすぎて軽犯罪みたいなことになっていました。めちゃくちゃ面白かったですが。

そして渚音楽祭。こちらでサイケアウツを見たがあってるとして書かせてもらいますね。
大阪でサイケアウツがでるというのもありお客さんもサイケアウツ目当てのお客さんが多かったんじゃないのかなと印象が残っています。かなり奇抜な格好だけどセンス良くてかっこいいみたいな人が沸いていてサイケアウツのライブが始まるとその人たちがやはり集まってきた。そしてお客さんも初っ端から全開で、よく洒落たクラブでみるハウスにあわせてスカした踊りみたいな洒落臭い人は微塵もいなく、みんなすごく笑顔で踊り狂っていたのを覚えてます。
やはりヤバいアーティストってのはほぼ宗教とかすというか悪い意味ではなくお客さんも完全にアーティストを崇拝しているので異様な空間になるし、それが相乗効果でライブがすごく良い異空間になりその異空間に音が響き渡りなんかすごいことになるわけです。
文章であらわすのあきらめました。

でもわかりやすく映像も残ってるのがフジロックのボアダムスの映像だと思います。
フロア側に巨大な旗を振っている人とかがいてしけた客が1人もいない、今フェスでよくある地蔵問題、次のアーティストを待つ突っ立った客ですね、そういう人たちも見えてこない異様な光景。そしてアイちゃんが声を発すると起こる地響き。
もう完全に教祖。
デザイン事務所に通ってた頃、先輩デザイナーにボアダムスを観にくる客には見えない玉で遊びだす客がいると笑いながら教えていただいたことがあったのですが、自分も実際ボアダムスのライブを観に行った際、まさに見えない玉で遊んでいる人もいたし、自分もぶちあがってたら真下から自分の顔をのぞきこんできてニコーってスーパー笑顔をかましてくる客とかがいてイカれ大集合みたいな空間でさいこーかと思った記憶があります。

そしてサイケアウツに戻りますが、
サイケアウツとかの派生でナードコアとかが出てきたのかなと思うと音楽の新しい扉を開いた重要人物と言えるでしょう。
ちなみにナードコアとは文字のごとくナード、オタク文化と音楽の融合。アニメのサンプリングをBPM早めの音楽、ガバとかハピコア(ハッピーハードコア)などに組み合わせた音楽ですね。低音の激速のキック、ブレイク入れてアニメの名台詞!エコー!再び重い高速キック!!!!!!
という具合です。
名古屋にもテンちゃんというかっこいいナードコアDJがいました。


次回『難波ベアーズというライブハウス。でんでんタウンを通り抜けて地下道をくぐりました』です。

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