今はもう見かけないナースキャップの秘密
昨日はナイチンゲールのお誕生日で「看護の日」でした。生誕200年らしい。いい加減な私はすっかり忘れていて、ツイッターのタイムラインで見かけ、「なんで突然ナイチンゲールの話?」となってようやく思い出すという体たらく😅
看護の日のことや看護の歴史は、noteの看護師友達(勝手に思ってる)のみゅーりさんの記事がとっても勉強になるのでそちらを読んでみてくださいね❗️(得意の丸投げ)
そしてみゅーりさんの記事の中で、ナースキャップのお話が出てきました。みゅーりさんはナースキャップに触れることがほぼなかったとのこと。
なので、今回は昔使っていたナースキャップの構造などについて画用紙で再現しながら書いてみます。もちろん一例ですので、違うことがあることをご了承ください。
ナースキャップの形と作り方
ナースといえば今でも象徴のようにアイテムに出てくるナースキャップ。あれ実は一枚の布です。洗濯のりで硬くして折って使っていました。布の形は四角ではなくって
こんな形でした。
そしてそれをこのように折って
左右の角の部分を、真ん中の四角部分の手前で重ね合わせます。
3枚まとめて留めます。こんな感じで完成。雑な仕上がりで申し訳ない(°▽°)
写真はステープラーで留めていますが、実際はピンバッジなどで穴を開けて留めています。ピンバッジは病院指定のものを使ったり、好きなものを使ったりしてました。
頭に留めるときは頭のつむじよりちょっと後ろあたりにキャップを載せて
ヘアピン2本で髪の毛に留めています。
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ナースキャップは白衣に比べて交換頻度が低く不潔(白衣は毎日洗濯、ナースキャップは数日使ってた)、形を維持するためのノリが細菌などの培地になってしまうこと(菌が繁殖しやすくなる)、患者さんのケアに邪魔、コストがかかることなどから廃止されました(記憶では)。私は多分5〜6年くらいナースキャップを被りました。
ナースキャップがあった頃は、入院中の子どもによく紙でナースキャップを作ってあげていました。かぶせてあげると喜んでくれて、治療や入院生活を頑張っていたのを思い出します。
ここからは完全に個人の感想なのですが、ナースキャップにもかぶり方に傾向があって
師長さん(当時はまだ「婦長さん」と呼んでた)は
キャップが立ち気味でライオンのたてがみみたいだった。(コラ)
すらりとした、仕事もできるかっこいい先輩は
キャップは低めでなんか素敵に見えた。
私は
床とキャップの平な部分が平行くらいのが自分に合うと思っていた(どうでもいい情報)。
みゅーりさんの看護の日のnoteで思い出した、ナースキャップ事情でした。今日は小児看護関係なかった。
それでは、また次回〜😁