日記

ふと、バイクで田園の風景を走っていると横目に見慣れない比率の屋根を見かけた。ようはこの近辺では規格外というだけだが、小屋を確かめたくなって近くまで寄ってみた。見知らぬ古屋か家なのか、とにかくお庭も素敵な風が吹いていて、なんとなくオーナーは作家さんなんだろうなと感じた。御用の方はベルを鳴らしてくださいと書いていたので、チャイムを鳴らしてみた。奥から女性が出てきて何でしょうということで、素敵なので見学できますかと言うと快く案内してくださり、お茶もいれてくださった。
その方の近所のおじいさんの話や、たまたま共通の知り合いの方の畑の魔法のような話を聞かせていただいた。
大きな石が動かせないときにお爺さんが竹の棒で石を叩いたら砕けてしまったとか、畑に悪さをする動物と話をして言い聞かせて畑を荒らされなくなった話とか、、、何となく面白いのでしばらくその方の庭の草抜きに行こうと思った。

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