シンプルに暮らしたい30代、化粧観とメイクポーチ
化粧が特別好きなわけでもないのですが、ふとメイクポーチの中身を記事にしようかなと思って書いていたら、どんどん「わたしの化粧に対する考え」の方がポーチの中から出てきてしまいました。
ちょっとふつうの「メイクポーチの中身」記事ではないですが、よろしければお付き合いください。
シンプルに暮らしたい
noteでもミニマリストやミニマルな暮らし系のタグを付けたりしますが、自分自身ミニマリストではない(にはなれない)よな…とこの頃思います。
というのも、モノは減らしたいけど、極限までとは考えておらず。これからも、素敵な絵を飾ったり、旅先や窯で買ったお気に入りのマグをいくつか持ったりして暮らしたいと思っています。わたしが求めているのは、好きなものに囲まれているけど、シンプルで美しい暮らし。そのためにものを減らしたり買い替えたりはする。でも必要最低限にする、というのは少しわたしの理想と違うなと思っています。
(もちろん、ミニマリストさんの記事や動画などたくさん参考にさせていただいています!それぞれの定義、ミニマルライフがあることも存じており、中にはわたしと変わらない考えの方もいらっしゃると思います)
化粧品が入ったメイクポーチの中身も、そんな観点から少しずつ減ったり増えたりしています。
鞄の中身はこちら。
わたしの化粧観
ポーチの中身の前に、わたしの化粧観と化粧品へのこだわりです。
なるべくオーガニックやナチュラル素材のものを使う
可能であればレフィルがあるものを選ぶ
クレンジングと石鹸で落ちないメイクはしない
パーソナルカラーなどにあったものを調べ衝動買いはしない
自分の顔の個性を活かした化粧をする
地味ですが、今は5つめを一番大切にしています。
わたしにとってお化粧は、自分の顔のユニークさを際立たせるためのもの。
例えば、わたしは"平行二重の大きな目"ではありません。以前今の整形ブームに違和感がある話をチラッと書きましたが、当然整形もアイプチもしていません。マツエクやマツパどころか、ビューラーもしていません。アイラインもやめています。
でも、長めの自まつ毛を綺麗に見せてくれるお気に入りのマスカラと、自分の肌や雰囲気に合う色のアイシャドウがあれば十分。(そもそもビューラーとアイライナーは昔から苦手で、やめてよかったと本当に思うものです。笑)
これは例えばのわたしの話でしたが、ひとりひとりに当てはまることです。シャープな顎がかっこいい方や、ふっくらした唇が魅力的な方、美しい頬骨を持っている方…
みんなそれぞれのユニークな美しさを持っていて、それを際立たせたり、活かす。それが化粧。というのが、今のわたしの化粧観です。
この考えもその時々で少し変わると思いますが、今のわたしはシンプルなメイクというものを「ほぼ化粧をしないこと」と捉えてはおらず、「自身のナチュラルな美しさを活かすために軽く化粧をすること」と考えています。
わたしのメイクポーチ(2024.4)
メイクポーチは長らくもう少し大きめのものを使っていましたが、革製で洗えないことや旅暮らしの時に重いことなどが気になり、持っているポーチで色々試しています。この数ヶ月はこちらを利用。
雑貨デザイナーだった当時、シャネルのツイードを作っている生地メーカーの生地を使い企画した記憶や、もう亡くなってしまった仕事でお世話になった方のことを思い出す、思い出品でもあります。
中身をご紹介します。
(色名も書いていますので、PC夏/クールサマーの方、ご参考までに!)
左上から
・マキアージュ アイブロウスタイリング3D ロゼブラウン
・エテュセ アイエディション ロゼウッド
・ILIA Multi-Stick COSMIC DANCER(中身のみ)
・セザンヌ UVシルクカバーパウダー ナチュラル
・鏡(以前シールを貼っていなかった部分が変色しており買い替え検討中)
・HABA フェイス&チークブラシ
・オペラ マイラッシュアドバンスト ブラック
・JESSICA GALLANT BEAUTY Lady's Slipper Lip Gloss
・WA by do organics 茜色
・ILIA Color Haze BEFORE TODAY
・ILIA Liquid Powder Eye Tint AURA
・クレ・ド・ポー ボーテ コレクチュールヴィサージュn ライトオークル
・WELEDA エーデルワイスUVプロテクト(※ポーチには含まず)
日焼け止め1(兼ベース)、コンシーラー1、フェイスパウダー1、チーク1、アイブロウ1、ハイライト1、マスカラ1、アイシャドウ2、リップ2です。
今のところ、これがわたしにとっての適正量。
アイブロウはレフィルのみ購入しました。1年以上使用していますが、使い切ってもし違う商品に変える時も余計なゴミが出ないし軽いので正解でした。コンパクトのデザインが好みでなく高いと思ったというのもありますが。笑
逆にフェイスパウダーはもうかれこれ6年以上セザンヌを使い続けており、このコンパクトも4〜5年使用しています。
ILIAはカナダ在住時に気に入って、色々と使っております。欧米では人気のナチュラル系コスメブランドですが、欧米のブランドはどんな肌の色にも合うように、カラーバリエーションが豊富で、必ず欲しいと思えるような色に出会えるのが嬉しい。
オーガニックのもの以外高め化粧品がない中、クレドポーのコンシーラーだけ浮いていますが…コンシーラーはこれというものに巡り合えず、安いものを買ってほぼ使わず捨ててしまい、資源の無駄だしコスパも悪すぎると思っていたところ、元BAの知人におすすめを聞いて紹介されたのがこれでした。使用感はさることながら、ほぼ毎日使用しているのにも関わらず1年以上保っており実はコスパもいい…!
もう何度も出てきていますが、freshのSugar Petal Tinted Lip Balm Petalと実家の片付け時に発掘した小さな鏡(骨型!笑)はいつも鞄に入れて、食後にさっと塗り直しています。ちなみにこの鏡、小学生の頃ちょこちょこという雑貨が月1でちょこっと届く千趣会の定期便で手に入れたものでした。
小さな鏡があるといいかも…と思っていたので嬉しい再会です。
ものの入れ替わりはありますが、わたしは総量的にこれくらいが管理しやすくちょうどよいです。(ハイライトは使い切ったらもう買わないかも?)
自分の顔の「素敵なところ」「ここが人と違っている」が見えてくると、たくさんの化粧品はいらないのかも。
その点、顔タイプ診断もおすすめです。
Beauty in imperfection
最後に。
本当にこれは大きなお世話だと思います。わたしも今10〜20代だったら、そういう心理に陥っていたかも。でも今インターネット上で見える世界(現実は違うと思いたいけど、周りにそのくらいの年齢の人がいないので不明)があまりにも…なので、思うことを少しだけお伝えさせてください。
整形が完全悪とは思いませんが、まずは「あなたの美しさ」を大切にして欲しい。もしあなたが周りから何か言われて傷ついているのなら、視野を広げてみてください。
例えば時代、地域が異なれば美醜はたやすく変わります。あなたが「こんな細い目は嫌」と思っていても、他国の人から見たら「なんて魅惑的な眼差し、美しいアーモンドアイ!」と感じるかも。それを味方につけて、「あなたの美しさ」を磨いていけばいいのです。
あなたのコンプレックスは、あなたのユニークネスです。
"Beauty in imperfection" − 不完全さの中にある美
それに気づいて、愛してほしい。他でもないあなた自身に。