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1週間の入院生活 その後 no.7

今日からはいつもに近い朝食に戻す。
ただ、いつもの朝食だとこれはまだ無理かなと思うものもある。
シリアルと柑橘系フルーツだ。
私は毎朝、ヨーグルト、シリアル、柑橘類、バナナ、コーヒーが定番だ。
シリアルは固めのザクザクしたハードタイプを食べている。
噛むと脳が目覚めるので、あえて硬いタイプを選んでいた。
今回はヨーグルト&ミルクで柔らかくなるフレーク状の方が適している。
柑橘類はどうしよう?

次回診察までの食事のポイントがいくつかあった。
調理法は「煮る・蒸す・茹でる・焼く」が最適で「揚げる」は不適。
硬すぎないも、辛すぎない、熱すぎない、冷たすぎない、塩辛すぎない、酸っぱすぎないもの。
炭酸飲料、アルコール、タバコは避ける。
アルコールは食道の病変部が見つかった時から止めている。
もともとタバコは吸わない。
炭酸飲料もあまり飲まない。
コーヒーはカフェオレが飲めるので、とりあえずOK。

食材の買い出しに行くとき、ふと『蒸篭』が脳裏に浮かんだ。
少し前に無印良品の店で竹材の蒸篭が積んであったのを思い出したのだ。
蒸し料理は手軽だし、硬さも調整できる。
ちょうど、カフェインレスコーヒーの豆も残り少ない。
無印良品の店舗が入っているモールにはKALDIも入っている。
何か食材もついでに探せる。

買うつもりで出かけたのに、蒸篭はもう店舗で扱っていないとのことだった。
カフェインレスコーヒーは粉だけで、豆の在庫なし。
仕方がないので、ネットショップで買うことにした。

KALDIで食材を見ていると、プルーンが目についた。
確か鉄分も取れる。
トマト缶とサバ缶も。
ここのさば水煮缶のデザインはブルー&イエローの2色で美しい。
食べる気がなくてもつい買ってしまう。

その後、2か所のスーパーを回って食材を探した。
最後は近所のいつもいくスーパーに寄った。
普段あまり見ない棚もまわると、マンゴーの缶詰が目にとまる。
フルーツの置き換えで、試しにひとつ買ってみた。
シリアルは北海道のスイートコーン使用のコーンフレークにした。
普段食べないフレーク状は、ミルクやヨーグルトで柔らかくなる。

明日から出社なので、ランチ用の食材も探さないと。
平日はランチも夕食もかなり時間が遅い。
明日からは薬のために時間通り食べないと。

マンゴーの缶詰はやけに甘かった。
酸っぱいものは控えないといけないので、まあ仕方ない。
その上、空き缶は意外に手がかかった。
缶に紙ラベルが巻いてあるタイプだったので、すんなり剥がせると思ったら全面に糊がくっついている。
缶と紙にそれぞれリサイクルマークも付いている。

一晩水に浸けてラベルを剥がす

一晩水につけて、ようやく剥がれた… 多分、もう買わない。
国産メーカーだけど、原産国はタイだった。
イタリア産のトマト缶は同じ缶&紙でも、すんなりラベルを剥がせた。
一晩水につける必要なんてない。
この違いは何? 生産ラインだろうか?

トマト缶のラベルはすんなり剥がせた

久しぶりにミネストローネを作る。
ベーコンの代わりに鶏のミンチを使った。
明日からは時間がない。
週末はすでに打ち合わせが入っている。

確定申告もやらないと、とか、フォロン展も3月下旬までだし、とか、次号の書評本を探さないと、とか、年賀状の返事を書かないと…
締切を考えると、確定申告、フォロン展、選書となる。
年賀状の返事は4月でもいいかなあ。
ここまで遅くなると、もう5月の連休明けも同じような気もする。
気を使うような友人ではないので、近況かねてと思いながら…

今日一日はまだ療養日なので、ゆっくり紙面を見る。
入院中も新聞ビューアーで見ていたけれど、新聞は開いて全体を俯瞰したいのだ。
一週間分の新聞を順にめくっていく。


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