20.神との対話【解説】P35 不安から離れる
このページには、なぜ私たちが不安からなかなか脱することができないのかについて、書いてあります。
その理由は、先日書きました「条件つきの愛」と同様に、私たちが子ども時代、両親や学校などから長期にわたって不安にもとづく行動をするよう教わってきたからだと書かれてあります。
そんなことをすると笑われる。
そんなことをすると怒られる。みっともない。恥ずかしい。
少し考えると分かるように、これらの言葉は小さな子どもの胸を締め付け、大人になっても自由に振る舞えなくさせてしまう…不安をあおぐ言葉です。
私自身もそのように言われて育ちましたので、行動や思考の動きを妨げるくさりとなっていたそれらの言葉の呪縛から逃れるのに、長い時間と大きな気力が必要でした。
もしも勝利や成功をして生き延びたいのであれば、自分が誰なのか、何を成し得るのかを知りたいのであれば、また栄光に包まれた経験をしたいと思うなら
「愛に支えられた行動をとる」と決めると良いです。
そして素晴らしい人生を子どもたちに経験させたいなら、自分自身が手本となって、愛に支えられた行動がとれるように教えてあげましょう。
この思考や行動は愛からなのか、それとも不安からなのか・・・・。
自分に問いかけることを習慣にしていると、愛ある言動と思考が身についてきます。
誰かにへりくだったり遠慮したりする必要も、大きな声やとげとげしい言葉を口にする必要も、誰かに迷惑をかけることを恐れる必要もなく、
ただ愛ならどのように考え、何をするのか、自分自身をどのように扱い、許していくのかを学び、実践していくと良いです。
このページの最後の行に、再び神さまが言われています。
この言葉は本書の中で、神さまが何度も伝えてくださっています。
神さまも、神さまの大きな愛も、わたしたちの心の中に存在しているのです。
☆☆プチワーク☆☆
私たちが抱いている漠然とした不安は、過去、幼くて未熟だった頃に身につけてしまったものです。
今、その不安はまったく役に立たなくなっています。
不安感が心にのぼってきたら、「今の私は大丈夫。愛に生きていくね」と自分に教えてあげましょう。
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