1分で読めるNFT ART コバナシ_2022_03_05

Beeple 以降のNFTアーティストは何が変わったか?/ Blake Gopnikの批評から読み解く今後需要が高まるNFTアーティスト その1

6900万ドルで販売されたBeeple (Mike Winkelmann)の作品以降、NFTアートの市場はゴールドラッシュ状態に。しかし実際のアーティスト達は作品を400ドル以下で販売しているのが実情だ。NFTで販売されている作品の半数は400ドル以下で販売されおり、その背景にはアーティストがNFTアートを販売、販売の維持にかかるコストがまず個々の作品にかかるため、それらが参加への敷居を高くしているという理由がある。(ChainalysisのEthan McMahonによる分析からの引用) そして、一部の高額で取引された作品がフィーチャーされがちであり、実際には大半の作品が注目もされず売れない状況でもある。タグなどの機能が充実したInstagramで一躍有名になることの方がもしかしかたらNFTアート市場で勝ち登るよりも簡単なのかもしれない。一方でNFTアートは既存の生粋のアートコレクターよりもデジタルネイティブの世代に支持されており、彼らがNFTアート市場においてコレクターとして、作家として今後より参入していくところがファインアートのシーンと異なる点であろう。

参照リソース:https://www.nytimes.com/2022/03/03/arts/design/nft-art-beeple.html


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